令和5年2月22日の市長定例記者会見要旨をお知らせします

令和5年第1回定例議会記者会見

日時

令和5年2月22日(水曜日) 午後2時00分~2時30分

会場

中央市役所本館 2階 防災対策室

出席者

報道機関 読売新聞社、山梨日日新聞社、山梨建設新聞社、朝日新聞社

出 席 者   市長 総務課長 政策秘書課長 財政課長

配付資料 令和5年第1回中央市議会定例会議案 [報道用資料]

              令和5年度当初予算主要事業等一覧 (新規事業・継続事業)

内容

政策秘書課長: 令和5年第1回定例議会に向けての定例記者会見を始める。時間は概ね30分とする。概要を市長から説明し、その後、質疑応答となる。

市 長 : 本日の議会運営委員会で、会期日程は3月1日から3月23日までの23日間とすることで申し合わせを行った。

今議会に市から提出する案件について、

・条例関係 5件(改正5件)

・予算関係 14件(令和4年度補正予算4件、令和5年度当初予算10件)

・その他関係 2件(第2次長期総合計画基本構想の変更の件、三郡衛生組合の事務及び規約の変更の件)

 

資料に沿って、条例関係、令和4年度一般会計補正予算(第7号)、令和5年度一般会計予算の概要を説明。

 

230222記者会見
230222記者会見2

(主な質疑応答)

記 者:都市計画法第34条第11号の開発を可能にする条例制定に伴う支援業務費とあるが、条例の制定として目指す時期はいつ頃になるのか。

市 長: いつの議会に条例制定案を提出していくかは、担当課と協議をする中で決めていきたい。現時点で明言はできない。

記 者:県と協議をしていくこととなるが、法律上、防災対策を増やしていかないと認められないエリアもあるかと思うが、そこも支援業務の中で考えていくということなのか。

市 長:その辺についても、ハザードマップが重要になっているところであり、また、基準も厳しくなってきているため、そこも含めて県と協議していきたい。

記 者:シルクラインの延伸とは、橋をもう一つ架けるということになるのか。

市 長:平成28年に策定した幹線道路網整備計画で、豊積橋よりも北の上流にあるシルクラインから、笛吹川に橋を架けて、ビジネスパークに向かう計画路線として位置づけられている。また、中央市都市計画マスタープランの中にも同様に位置づけられている。今回の開発に伴って、そのようなところも含めた検討をするための調査業務として予算計上している。

記 者:それは、リニア中央新幹線の開業を見据えたまちづくりのひとつとしての意味合いもあるのか。

市 長:見込みの通り。現在、豊積橋が時間帯により非常に混雑することや、防災上、もうひとつ橋があることで避難経路となる。それと大型物流センターにつながることで一体としたまちづくりにつながればと考えている。

記 者:これは、市単独で進めていくのではなく県と協議しながら進めていくのか。

市 長:見込みの通り。幹線道路網整備計画の中では、短期、中期、長期があり、この計画は長期としての位置づけになっている。長期とは20年以上の計画であり、簡単にすすめられる事業ではないと思っている。おそらく、事業主体は国となるので、これから、国、県と十分な協議をしていく中で、市としては県を交えて要望を挙げていきたいと考えている。

記 者:先ほどの、シルクラインの延伸について、現在は国道140号線で止まっているがそれから北に延伸するとなると、そこには笛吹川しかないので橋を架けることを検討しているということであるが、さらにそこからどこまで伸ばす予定なのか。それと、824万円は民間への業務委託となるのか、どのような使途になるのか。

市 長:先ほどもお伝えした通り、笛吹川にかかる橋を国へ要望していく。そこから先についても、どのようなルートが取れるのかを業務委託をかけて路線を書いていく、その中で、今企業立地推進室で進めている「まちづくりアクションプラン」とも絡めていきたいと考えている。全体的な路線図やまちづくりにあった線形をコンサルを入れながら検討していきたい。

記 者:確認ですが、新年度の予算は、前年度と比較して4.1%の増、およそ5億4千万円の増とあるがこれは過去最高なのか。

財政課長:予算規模としては中央市の合併以降3番目の予算規模となる。

記 者: 市長が説明されていた新規事業の「チャイルドシート購入助成事業」と移住定住のための「奨学金返還支援事業」について伺いたい。子育て世代の方は様々な悩みを抱えていると思うが、今回このチャイルドシート購入助成事業を始めるのは、市民の方からどのような声があったのか教えてほしい。

市 長:現在、市では1歳になるまではチャイルドシートをレンタルしているが、それ以上の年齢になると自費購入となる。私が市長に就任して8月から実施している「市民と語る会」は、私が直接、サークルなどの団体から様々な話を聞き、その意見を政策に反映することを目的に実施している。その取り組みの中で、お母さん方から、1歳以上のチャイルドシートの購入費が高額で大きな負担になってくるという声があった。その支援として、購入費用の一部、1万円を申請に基づき、助成する「チャイルドシート購入助成事業」を実施する。

記 者:「奨学金返還支援事業」についても伺いたい。助成額の上限が20万円で高額であるが、他市町村の導入状況はどうなっているのか。

政策秘書課長:韮崎市、都留市、山梨県などが実施、北杜市も実施予定としている。

記 者:都市公園の建設が進んでいるが、新年度に供用開始となるのか。

市 長:今建設中の物を含めて、予定としては10月としている。令和5年度の事業の進捗状況にもよるが、秋ごろには供用開始できればと思っている。

記 者:田富北小の建設工事について、新年度の主な工事内容を伺いたい。

市 長:今年度からの繰越として、外構、周辺整備の工事となる。新校舎は今年の7月は竣工となるため、そこに合わせた整備になってくる。

記 者:仮設校舎を撤去した後、新しいグラウンド整備も入ってくるのか。

市 長:新校舎に長期休暇中に引っ越しをして、仮設校舎の取り壊し、その後、グラウンド整備となっていく。

政策秘書課長:現在の予定では、校庭の整備は、外構工事をした後、令和5年度の終わりから6年度にかけて2期工事として予定している。今後変更となる場合もあるが、現時点の予定としてはそのようになっている。

記 者:令和6年度中に終わるということで良いか。

市 長:見込みの通り。

記 者:市街地幹線道路整備事業概略設計業務に関する新環状南通り線とはどのあたりになるのか。

市 長:場所は、玉穂支所や玉穂総合会館の前を通る道、玉穂中央通り線を山梨大学医学部附属病院から南進して交差点があるところの東西に走る道のこと。その道の西の方は区画整理がされていて16mの広い道路となっているが、その整備がされていないところから東の玉穂支所の方へ進む狭い道路を拡幅するための調査になる。

政策秘書課長:他に質問がなければ、以上で定例記者会見を終了する。

 

※言葉遣いや明らかな言い間違いがあったものなどを整理したうえで掲載しています。

 

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