インフルエンザの予防接種を受けましょう!
今年の秋冬は新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されています。
新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザが同時に流行すると、発熱外来がひっ迫する可能性があります。
季節性インフルエンザは、強い全身症状がみられ、特に幼児や高齢者など抵抗力の弱い方がかかると重症化しやすく、死に至ることもある病気です。
季節性インフルエンザの発症や重症化を予防するためにも、ぜひワクチン接種の検討をお願いします。
※新型コロナワクチンとの同時接種も可能です。
インフルエンザの流行
例年12月~4月にかけてインフルエンザ流行のシーズンを迎えます。インフルエンザは、ただの「かぜ」とは違い、症状が重く、特に幼児や高齢者など抵抗力の弱い方々がかかると重症化しやすく、死に至る場合もあります。
手洗い、外出時のマスクの着用等、インフルエンザの予防を行うとともに、かかったかなと思ったら早めに医療機関を受診しましょう。
インフルエンザの予防対策
さまざまな感染症予防の標準予防策である手洗い、うがい、咳エチケットの励行、バランスのとれた食事を心がけ、改めて家族全員で体調の管理に留意するとともに、体調が悪いときは無理せず十分な休養を取り、早めに医療機関を受診しましょう。
1.流行前のワクチン接種
インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があります。
特に高齢者や基礎疾患のある人など、罹患すると重症化する可能性が高い人には効果が高いとされています。
※中央市では65歳以上及び60歳〜65歳未満の人で特例対象の高齢者の方々へ助成をしています。詳細は以下ご確認ください。
2.飛沫感染対策としての咳エチケット
インフルエンザは、主に咳やくしゃみの際に口から発生する小さな水滴(飛沫)により感染します。
飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。
~インフルエンザの飛沫感染対策としての咳エチケット~
⓵咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと
⓶咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること
⓷手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと
3.外出後の手洗い等
流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法です。
インフルエンザウイルスはアルコールによる消毒効果も高いので、アルコール製剤による手指衛生も効果があります。
4.適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
5.十分な休養とバランスのとれた食事
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた食事を普段から心がけましょう。
6.人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や基礎疾患のある人、妊婦、疲労気味、睡眠不足の人は、人混みなどへの外出を控えましょう。
やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、不織布(ふしょくふ)製マスクを着用し、人混みに入る時間を極力短くしましょう。
インフルエンザにかかったら
1. 具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
2. 安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
3. 水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
4. 咳やくしゃみ等の症状がある時は、周りの方へうつさないために、不織布製マスクを着用し、咳エチケットを徹底しましょう。
5. 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。
(一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7 日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています)
また、小児・未成年者においては、インフルエンザの罹患により、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こすおそれがあるため、自宅において療養する場合は、少なくとも発症から2日間は小児・未成年者が一人にならないよう配慮しましょう。
新型コロナウイルス第8波に向けて準備できること
・ワクチン接種、検査キット、解熱鎮痛剤の準備をお願いします。
解熱鎮痛剤、相談窓口などについて
・新型コロナ抗原検査キットや解熱鎮痛剤を早めに準備しておきましょう。また、5~7日分の日持ちする食料など、生活必需品があると安心です。
・新型コロナ抗原検査キットは、研究用ではなく国が承認した「医療用」もしくは「一般用」のキットを使用してください。インターネットで購入可能な抗原検査キットはこちらをご確認ください。
今冬のインフルエンザについて(厚生労働省)
今冬のインフルエンザに関する情報・対策について、詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。
山梨県高齢者等インフルエンザ予防接種促進事業について
令和5年1月16日より、山梨県にて高齢者等インフルエンザ予防接種の助成事業が始まりました。自己負担分を県が助成します。
詳細は県ホームページをご確認ください。
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健康増進課 健康増進担当
〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
電話:055-274-8542
ファックス:055-274-1125