(令和5年1月13日)新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ

新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ

 

市民の皆様、医療従事者等の皆様には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策への取り組みにご理解とご協力をいただき心より感謝申し上げます。

全国をはじめ県内においても、新規感染者が急激に拡大しており、医療提供体制のひっ迫が懸念される大変厳しい事態となっております。

このような中で、真に必要とする人に必要な医療を届けるためには、コロナ病床への入院を担う重点医療機関や通常医療の体制及び救急医療を守るための対策を早急に講ずる必要があります。

 

1 重点医療機関や通常医療の体制を守るための対策

(1)高齢者や基礎疾患を有する皆様へ

1.「三つの密」の回避、基本的な感染対策が行われていない施設の利用を控えることに改めて留意するなど、自らの健康を守ることを徹底してください。

2.新型コロナウイルス感染症における抗ウイルス薬は、早期投与が効果的であり、入院リスクを下げることにも繋がることから、少しでも症状がある場合には、早めに医療機関を受診してください。

 

(2)高齢者施設・障害者施設の皆様へ

1.施設からの夜間救急搬送のリスクを低減するため、施設内において、点滴や抗ウイル ス薬の投与などの医療行為ができるような体制を早急に整えてください。

2.施設での医療提供が困難な場合は、県において施設に出向いていただける地域の医療機関による療養支援を行う体制を整えているので、保健所に相談してください。

3.併せて、重点医療機関への負荷を引き下げるため、入院中の患者を退院させ、施設で受け入れをしてもらいたいとの意向が、医療機関又は保健所から示された場合には、速やかな対応をお願いします。

 

2 救急医療を守るための対策

1.休日や夜間の受診をなるべく避け、平日、日中の受診をお願いします。

2.ただし、顔色が明らかに悪い、意識がおかしい(意識がない)、少し動いただけで息苦しい、肩で息をしているなどの症状がある場合は、ためらわずに救急車を呼んでください。

3.救急外来及び救急車の利用の判断に迷う場合は、119番通報をする前に、「かかりつけ医」や「受診・相談センター」にご相談ください。

 

新型コロナウイルス感染症が確認されて3年以上が経過し、年末年始における行動制限の見送りなど、感染拡大防止対策は新たな段階へ移行しつつあります。

本市におきましてもウィズコロナに向けた新たな段階へ移行し、実施を控えていた各種行事の再開等を積極的に検討し、社会経済活動を推進して参りたいと考えておりますので、引き続きの感染拡大防止対策に、市民及び事業者の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

                                                                                                                 令和5年1月13日

中央市長 望月 智