(令和2年4月17日)新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ

新型コロナウイルス感染症関する

市長メッセージ(4月17日)

 

昨夜、政府は新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い緊急事態宣言の対象地域を全国まで広げ、5月6日までとする発表を行いました。

これを受け山梨県知事は、県民に対し感染に対する自己防衛と感染拡大抑止のための積極的な行動を求め、医療環境の充実を進める方針を示されました。

山梨大学医学部附属病院をはじめ多くの医療機関において、医療活動に献身的に従事いただいている皆様に深く敬意と感謝を申し上げます。

これから大型連休に向って更なる感染のまん延防止のため、不要不急の外出自粛、密閉・密集・密接の3密の回避徹底など、命を守る感染予防に努めていただくよう、ご協力を引き続きお願いいたします。

本市におきましても、先般、市内の小・中学校の休校を5月6日まで延長することを決定したところですが、緊急事態宣言を受け19日に予定していた入学式、始業式を延期し、小中学校とも5月7日始業式、5月10日入学式といたしました。

また、公立保育園の登園自粛や市内の公共施設の利用制限も引き続き要請しております。

次に、市民の皆様に新型コロナウイルス感染症に伴う中央市独自の支援を行ってまいります。

学校の休校措置や保育園の登園自粛により、子育て世帯の負担が増加し、また経済的にも影響を受けていることから、子育て支援を中心とした支援事業を実施いたします。

まず、「子ども一人1万円給付金事業」であります。

国の緊急対策で子育て世帯臨時特別給付金として、子ども1人当たり1万円が給付されるものに加え、市の上乗せ分として更に1人1万円を支給いたします。

次に、4月から7月までの1学期分の給食費について、保護者負担の軽減を図るため「小中学校の給食費の無償化」を行います。

また、5月から7月までの3か月間の保育園等の利用者負担額および副食費についても、保護者負担の軽減を図るため「保育料及び副食費の無償化」を行ってまいります。

更に本市と包括連携協定を締結しております、山梨大学医学部附属病院へマスク等を提供し、医療従事者への支援をしてまいります。

また、市民の皆様に安心して来庁していただけるよう市役所庁舎内の予防対策として、窓口カウンターへのアクリル板設置や除菌ミスト散布、手指消毒等を行っておりますが、今後も状況に応じた施策を実施していきたいと思います。

 

令和2年4月17日

中央市長 田中久雄