令和3年9月3日に開会した「第3回定例議会」での市長の所信表明及び議案の提案理由を公開します

第3回市議会定例会
令和3年第3回議会定例会市長

本日ここに、令和3年第3回市議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位には公私ともにご多忙の中、ご出席いただき開会できますことに、心から感謝を申し上げます。

はじめに、九州をはじめとする各地で記録的な豪雨により被害にあわれました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

そして、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、大切な命を守るため、絶えず最前線でご尽力いただいております医療従事者の皆さまに敬意を表するとともに、感染症拡大防止に向けて、ご協力をいただいております市民の皆さま、事業者の皆さまに対しまして、心から感謝申し上げます。

さて、国内の新型コロナウイルス感染者数は、変異株への置き換えが進み、連日過去最大を更新して爆発的な感染拡大が進行しております。また、県内においても変異株による感染者数が大幅に急増し、入院患者数が過去最大になる状況に陥り医療提供体制が危機的状況となっております。
このような全国的な状況下において、政府は8月17日に「8月20日から9月12日」までの間、緊急事態宣言の対象区域を13都府県に拡大するとともに、まん延防止等重点措置の対象区域も山梨県を含む16道県に拡大することといたしました。
さらに、8月25日には、「8月27日から9月12日」までの間、8道県を緊急事態宣言の対象区域に追加するとともに、まん延防止等重点措置の対象区域に4県を追加することといたしました。
山梨県においては、8月18日に本市を含む18市町村を重点措置の対象区域に指定するとともに、8月20日から9月12日の間において、県内全域に不要不急の外出などの自粛や感染防止策の協力を要請したところであります。
本市では、山梨県からの対象区域に指定されたことを受け、臨時特別協力要請により8月22日まで臨時休館としていた市内の公共施設を、重点措置期間中の今月12日まで延長し臨時休館することといたしました。市民の皆さまにおかれましては、引き続き不要不急の外出、移動を自粛していただくとともに、やむを得ない場合にあっても混雑している場所などを避けて行動していただきますようお願いいたします。

次に、新型コロナワクチン接種についてでありますが、ワクチン接種に対しまして、ご理解とご協力をいただいております、市民の皆さまや接種に従事されております医療機関の皆さまに、感謝とお礼を申し上げます。
5月から実施しているワクチン接種につきましては、ワクチン接種を希望する65歳以上の方は、7月末で概ね接種が完了したところであります。また、7月13日に64歳以下の対象者全員に接種券を発送しており、今月から全ての対象者が予約できるようになっております。
また、自宅療養中の妊婦の方が、搬送先が見つからず自宅で早産し赤ちゃんが死亡したことを踏まえ、8月27日に妊娠中の方とそのパートナーの方を対象に、優先的に集団接種の予約ができるように通知したところであります。
ワクチン接種においては、重症化あるいは感染の防止に繋がるものでありますので、ぜひ、市民の皆さまにおかれましては、積極的な接種をお願い申し上げます。
今後も、市民の皆さまの生命と暮らしを守り、感染防止対策の徹底に全力で取り組んでまいりますので、引き続きご協力をお願いいたします。

続きまして、本市にとりまして大変喜ばしい出来事のご報告をいたします。

東京2020オリンピックにおいて、卓球女子団体で平野美宇選手が見事に「銀メダル」を獲得いたしました。平野選手のメダル獲得は、中央市初の快挙であります。
女子団体の1回戦から準決勝までは見事に全て「3対0」のストレートで勝ち抜き、決勝に進むこととなり日本初の金メダル獲得に期待をしたところでありますが、惜しくも中国に敗れ悲願の金メダル獲得とはなりませんでした。しかしながら、大会前のコロナ禍やケガを乗り越えて、初のオリンピックで銀メダルを獲得したことは大変すばらしいことであり、私たちに夢と希望を与えていただき、そして何よりも大きな感動を与えていただきました。市では、銀メダル獲得という快挙を祝い母校である田富北小学校や市庁舎などに懸垂幕や横断幕を掲げ祝勝したところであります。
平野選手におかれましては、3年後のパリ オリンピックで、自身の夢である「オリンピックで金メダル」を叶えられますようご活躍を期待しております。
また、これからも、議員各位をはじめ、市民の皆さまにおかれましては、温かい応援とご支援を心からお願い申し上げます。

今定例会におきましては、条例や予算など合計21の案件の提出をしておりますが、これらの案件の説明に先立ちまして、6月定例会以降におけるいくつかの行政報告を申し上げます。

まず、「包括連携に関する協定」の締結についてであります。

去る、7月30日に日本郵便株式会社と地域活性化や市の魅力発信などを目的とした「包括連携に関する協定」の締結を行いました。
本市と日本郵便株式会社においては、平成30年2月に「安全安心な街づくりの協力に関する協定」と「災害発生時等における中央市と中央市内郵便局の協力に関する協定」を締結し、郵便局の持つネットワークを活用した「子どもや高齢者の見守り活動」「大規模災害を想定した地域防災力の強化」など、市民の皆さまが安全に安心して暮らすことができる地域づくりにご協力をいただいているところであります。
今般、「包括連携に関する協定」を締結したことにより、これまで継続的に取り組んできた連携事項に加え、地域活性化や市の魅力発信、また、持続可能な開発目標であるSDGsの達成に向けた取り組みなど、これまで以上に連携を密に様々な課題解決に向けた活動を推進してまいりたいと考えております。

次に、「心あるまちへ活性化キャンペーン商品券事業」についてであります。

新型コロナウイルス感染症拡大の長期化に伴い、市民の皆さまへの生活支援、また、消費の落ち込みにより業績に影響が及んでいる市内事業者の皆さまへの支援を行うために、「心あるまちへ活性化キャンペーン商品券事業」を実施しているところであります。
商品券(シンチケ)の利用期間でありますが、今月の1日から令和4年1月31日までとなっております。
商品券(シンチケ)の取り扱い店においては、ポスター、のぼり旗などが店頭に掲示されておりますので、是非とも多くの市民の皆さまにご利用いただきますようよろしくお願い申し上げます。

次に、「田富北小学校移転整備事業」についてであります。

皆さまご承知のとおり、リニア中央新幹線の建設に伴い移転するものであり、体育館及びプールにつきましては、昨年12月に完成し今年1月から供用開始となっております。
現在、旧田富市民体育館及び田富市民プールの解体工事中であり、11月末までに解体を終え、跡地に新校舎の建設を予定しております。
移転整備のスケジュールとしましては、今定例会において予算成立後、12月議会において契約締結について提案させていただき、議決後に建築工事に着手し令和5年6月の完成を目指しております。
新校舎の特徴としましては、校舎の中心に学校のシンボルとなる中央階段やホール、中庭を設け子どもたちの交流空間の創設やGIGAスクール構想に対応したICT環境を整備していきます。また、ユニバーサルデザインを推進し、施設内外のバリアフリー化や多言語サインを導入していきます。さらに、リニア中央新幹線からの騒音対策、外断熱仕様の屋根や外壁、全熱交換型換気設備を取り入れるなど環境負荷の低減に配慮した快適な学校施設となる予定でおります。
その他、施設の維持管理に配慮し、計画的な修繕に対応したメンテナンスが容易な建材や省エネで長寿命なLED灯の採用、屋内排水管は更新可能な配管とするなど、将来を見据えた長寿命な施設の構築を目指しております。
なお、今定例会において新校舎建築工事費などの補正予算を提案いたしておりますので、よろしくご審議をお願いいたします。

それでは、本定例会に提案いたしました議案についてご説明を申し上げます。
本定例会に提案いたしました案件は、
条例案件 2件、
予算案件 6件、
決算認定の件 10件、
報告案件 3件 であります。

まず、条例関係議案についてであります。

議案第42号 中央市予防接種健康被害調査委員会条例制定の件につきましては、本市が実施する予防接種により健康被害が発生した場合において、医学的見地から調査等を行うため「中央市予防接種健康被害調査委員会」を設置する必要があるため、条例を制定するものであります。

議案第43号 中央市手数料条例中改正の件につきましては、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」の一部改正に伴い、地方公共団体情報システム機構が個人番号カードの再交付に係る手数料を徴収する主体となるため、条例の一部を改正するものであります。

次に、予算関係議案についてであります。

議案第44号 令和3年度中央市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ11億1,974万7千円を追加し、歳入歳出それぞれ156億1,403万5千円とするものであります。
今回の補正では、共通事項としまして、4月の人事異動による人件費の組替えを行っております。

歳出の各款の主なものは、
総務費では、庁舎本館における総合案内窓口業務委託料として一般管理費に192万8千円を、個人情報保護法の改正に伴う例規整備支援業務委託料として同じく一般管理費に143万円を、ICT教育環境の向上を目的にインターネット回線を増強するための備品購入費など行政事務電算化事業費に256万円を、若者が安心して年末年始に故郷へ帰省できるように帰省学生等PCR検査費用助成事業として企画総務費に300万9千円を追加するなど、全体で786万円を追加するものであります。

民生費では、国庫負担金等の精算に関する返還金を追加するほか、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少し生活が困窮したことにより、住居を喪失した方、住居を喪失するおそれのある方に対する住居確保給付金として社会福祉総務費に91万8千円を、高齢者施設における防災・減災対策を目的に施設整備を行う事業者に対する補助金として介護保険費に1,540万円を、子育て支援総合拠点施設整備事業において、施設利用者の安全を最大限確保させるために外構工事内容の変更を行うために設計委託料や工事請負費で児童福祉総務費に1,808万5千円を追加するなど、全体で7,275万5千円を追加するものであります。

衛生費では、新型コロナウイルス ワクチン接種に係る10月以降の接種体制費用として委託料など予防費に4,084万5千円を、子育て世帯の家計を支援するために新生児に対するベビークーポン券支給事業として母子衛生費に764万3千円を追加するなど、全体で5,366万4千円を追加するものであります。

農林水産業費では、土地改良施設等基盤整備事業において、農道改良工事を農地整理工事に変更するための設計委託料や工事請負費など農地費を1,973万3千円 減額するなど、全体で1,681万円を減額するものであります。

商工費では、新型コロナウイル感染拡大の影響を受けた中小事業者を支援するとともに、感染防止対策として効果のあるキャッシュレス決済の普及を推進するために市川三郷町と合同で開催する「心あるまちへ活性化キャンペーン第3弾 合同Pay Payキャンペーン事業」として商工総務費に5,362万2千円を追加するなど、全体で5,316万4千円を追加するものであります。

土木費では、橋梁長寿命化修繕事業において、耐震補強工事に対する諸経費率の変更に伴う工事請負費として道路橋梁維持費に400万円を、田富玉穂大津線道路整備事業おいて、道路改良工事に伴う水道管の改修に対する負担金として道路橋梁新設改良費に275万円を追加するなど、全体で44万9千円を追加するものであります。

消防費では、消火栓の漏水に伴う工事請負費で消防施設費に121万円を追加するものであります。

教育費では、市内小中学校が予定している修学旅行等が新型コロナウイルス感染症の影響により、中止又は延期となった場合のキャンセル料等を補助するために小中学校費の教育振興費に1,314万9千円を、リニア建設に伴う田富北小学校移転整備事業における新校舎建築工事費など小学校費の学校施設整備費に6億211万円を、田富中学校のグラウンドに設置されている防球ネットフェンスを改修するための工事請負費として中学校費の学校施設整備費に437万1千円を追加するなど、全体で6億2,087万5千円を追加するものであります。

諸支出金では、リニア沿線公共施設等移転整備基金費に3億3,000万円を追加するものであります。

歳入の主な補正内容は、
普通地方交付税の確定に伴い、地方交付税を5億6,884万3千円追加し、また、各種事業に係る国及び県補助金の調整やJR東海からの補償費を追加するとともに、地方債及び財政調整基金繰入金を減額しております。

議案第45号 令和3年度中央市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ207万6千円を減額し、歳入歳出それぞれ31億9,329万2千円とするものであります。

議案第46号 令和3年度中央市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ34万円を追加し、歳入歳出それぞれ3億1,323万6千円とするものであります。

議案第47号 令和3年度中央市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ6,047万7千円を追加し、歳入歳出それぞれ21億4,206万8千円とするものであります。

議案第48号 令和3年度中央市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収入として328万円を追加し、補正後の収益的収入を2億5,086万4千円とし、収益的支出として328万円を追加し、補正後の収益的支出を2億5,086万4千円とし、資本的支出として50万円を追加し、補正後の資本的支出を1億4,327万9千円とするものであります。

議案第49号 令和3年度中央市上水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収入として275万円を追加し、補正後の収益的収入を2億9,168万7千円とし、収益的支出として332万円を追加し、補正後の収益的支出を2億7,102万8千円とするものであります。

次に、決算認定の件についてであります。

議案第50号 令和2年度中央市一般会計歳入歳出決算認定の件から 議案第59号 令和2年度中央市上水道事業会計決算認定の件まで一般会計、特別会計、企業会計10件の決算認定につきましては、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見を付して提案するものであります。

概要につきましては、後ほど会計管理者から、ご説明申し上げます。

次に、報告案件についてであります。

報告第6号 令和2年度中央市一般会計予算継続費の精算の件につきましては、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、令和2年度中央市一般会計予算継続費について、精算をしたので報告するものであります。

報告第7号 令和2年度中央市健全化判断比率の報告の件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、令和2年度中央市健全化判断比率を監査委員の意見を付して、報告するものであります。

報告第8号 令和2年度中央市資金不足比率の報告の件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和2年度中央市資金不足比率を監査委員の意見を付して、報告するものであります。

以上、案件の内容について、概要をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご議決・認定いただけますようお願い申し上げ、令和3年第3回市議会定例会における行政報告及び提案理由の説明といたします。

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