グラウンドゴルフ
グラウンドゴルフとは
グラウンドゴルフとは、鳥取県泊村が生涯スポーツ活動推進事業の一環として、泊村教育委員会が中心になり考案した新しいスポーツです。名前の由来は、身近にある広場や公園、学校のグラウンドなどで楽しめるゴルフをアレンジしたスポーツ、というところからきています。
専用の木製クラブでボールを打ち、スタートからホールポストまでの打数の少なさを競うゲームです。
高度な技術を必要とせず、しかも全力を出す場面と、集中力や調整力を発揮する場面がうまく組み合わされており、ルールもごく簡単なことから、初心者から楽しめるスポーツです。
(「公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会」参照)
グラウンド・ゴルフの用具

クラブ

ボール

スタート表示板

ホールポスト

スタートマット
グラウンドゴルフのプレー人数
1チーム6人を基準としてプレーします。
7人のチーム、8人のチームであっても、個人戦については問題ありません。
また、上位6人の点数を合計するなどの工夫をすれば個人戦と団体戦が同時にできます。
ゲームの進め方
専用のクラブ、ボール、ホールポスト、スタートマットを使用して、ゴルフのようにボールをクラブで打ち、ホールポストにボールイン(トマリ)するまでの打数を競います。
場所によって距離やホールポストの数を自由に設定でき、ルールも簡単なため、どこでも、だれでも手軽に楽しむことができます。また、ホールインワンもあり、その場合、自分の各ホールの合計打数から3打をマイナスするという特典が設けられており、プレイヤーの励みと意欲を高める工夫がなされています。
1.第1ホールの最初の打順を決める
最初の打順を決め、順番にスタートマットの上からボールを打ちます。
空振りした場合は1打に数えず、やり直すことができます(1打で2度打った時は「2打」と数えます)。
2.マーキングをする
後から打つ人の邪魔になりそうなところにボールが止まった場合はマーキングし、ボールを取り除きます。
この場合、自分の打順になったときに元の位置に戻してからプレイします。
3.ホールインする
ボールをホールポストの中に静止させた状態を「トマリ」(ホールイン)といい、そのホールのゲームが終了となります。
4.第2ホール以降の打順を決める
次のホールに移動し、先のチームがそのコースでプレイしているときは、完全に競技が終了するまで待ちます。
第2ホール以降の打順はローテーションで行います。
5.勝敗を決める
プレイヤー全員が最終ホールまでプレイしたら、打数(スコア)を合計し、少ないプレイヤーが勝ちとなります。
6.ホールインワン
ホールインワンが出た場合は、そのプレイヤーの合計打数から3打差し引いて計算します。


グラウンド・ゴルフの特徴
どこでもできる
規格化されたコースを必要としません。プレーヤーの目的、環境、技能などに応じて、運動場、河川敷、公園、庭など、どこでも自由にコースを設定することができます。
準備は簡単
ゴルフのように穴を掘る必要がなく、スタートマットとホールポストを設置するだけで準備は完了です。
ルールは簡単
ほかのスポーツに比べてルールが極めて簡単で、一度プレーすれば覚えられます。
時間の制限がない
ゲームの時間が決まっていないので、時間に制約されることなく、技能の水準や仲間の数、あるいはコースの特性に応じて、プレーを楽しむことができます。
プレーヤの数に制限がない
グラウンド・ゴルフは1人でも、あるいは場所さえあれば一度に何百人もの人がプレーを楽しめます。
ボールが空中を飛ぶことはないので、ボールの設置場所を工夫すれば、各ホールから同時にスタートしても、安全にプレーすることができます。
審判は自分自身
ゲーム中の審判はプレーヤー自身が行います。判定が困難な場合には、同伴プレーヤーに同意を求めます。
高度な技術がなくてもできる
グラウンド・ゴルフの技能は他のスポーツと同じように、トレーニングによって向上します。しかし、ゲームを楽しむためには必ずしも高度な技術を必要としません。子供から高齢者まで全ての人が楽しくプレーすることができます。したがって、グラウンド・ゴルフはファミリースポーツとして楽しむ条件をすべて備えたスポーツです。
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