給食センターでは地中熱ヒートポンプシステムを採用し、環境に配慮した施設づくりをしています。

概要

中央市学校給食センターでは主に食器や調理器具の洗浄用として多くの利用が見込まれるお湯を確保するため、環境省の「二酸化炭素排出抑制対策事業等補助金(再生可能エネルギー電気・熱自立的普及促進事業)」を活用し、地中熱ヒートポンプを導入しています。

地中熱ヒートポンプシステムは地下水をくみ上げ、一時的に貯湯タンクへ貯水し、タンク内のポンプでヒートポンプシステムの熱交換器を通り、くみ上げた井戸とは別の井戸へ環水します。その際に地下水から奪った熱を利用し、熱交換器により貯湯タンク内の水を加熱します。

化石燃料を用いる一般的なボイラーと比べ、地下水を熱源としているため大幅な地域CO2排出量の削減ができる設備です。

地中熱ヒートポンプシステム

設置主設備

・貯湯タンク:1基 ※容量 30m3


 

・地中熱熱源ヒートポンプチラー:3台 ※瞬間給湯時51.5kW、循環昇温時39.5kW


 

・揚水/還元井:3本(うち1本は還元井専用) ※井戸揚水量・最大350ℓ/分


揚水した井水は還元井に環水を行うことと稼働時間帯を夜間とすることで地下水量の保全と近傍井戸への影響に配慮したものとなっています。

 

 

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