食品ロスの削減

食品ロスについて ~ ひとり一人がロス削減の取り組みを ~

食品ロスが引き起こしている問題

1.ゴミと処理コストが増加する

食べられるはずだった食品を廃棄することでゴミが増加してしまいます。同時に処理のためのコストも増加してしまいます。

 

2.食費が無駄になる

国内で発生する1年間の食品ロスについて金額に換算すると、4人家族で1世帯あたり約6万円になると見積もられています。※1 せっかく購入した食品を廃棄するということは食費を無駄にしていると言えます。

※1 環境省「食品ロスを減らすために、私たちにできること」から

 

3.エネルギー・資源が無駄になる

食品の生産・製造過程では、水や電気、ガスなどの様々なエネルギーや資源を用いています。食品を廃棄するということはエネルギーなども無駄に消費していることになります。

家庭でできる食品ロス対策

1.必要なものを把握しておく

買い物に行く前は冷蔵庫や食品庫内をチェックし、買う必要がある物をメモしておきましょう。メモが面倒であればスマートフォンなどで撮影して把握するというのも1つの方法です。

 

2.安いからといってあれこれ買わない

安さに釣られて不要なものまで買い過ぎた経験はありませんか?

買い過ぎたうえに結局廃棄するということがないように気を付けましょう。

 

3.冷凍保存を活用する

お肉や野菜など、冷凍すると保存期間が延びる食品も少なくありません。冷凍保存を活用して食品を使い切りましょう。

 

4.残っている食材から使っていく

残っている食材から消費期限等をチェックしながら使っていくことで、腐敗や消費期限切れ等による廃棄を減らしていくことができます。

 

5.野菜や果物の皮は薄くむく

野菜や果物の皮の近くに栄養素が含まれるものも多いので、皮を薄くむいて食品ロスを生ごみを減らすのと同時に、栄養も効率よく摂取してしまいましょう。

 

6.食材をあますことなく使う

野菜や果物は皮だけでなく様々な部分が食べられたり、調理に活用できたりします。工夫を凝らして、普段捨ててしまいがちな部分も使ってみましょう。

例)

キャベツの芯・・・漬物・煮込み料理、長ネギの青い部分・・・肉の臭み消し

カボチャのワタ・・・卵料理のかさ増し、カボチャの種(炒ったもの)・・・おやつ、おつまみ

 

7.フードバンクに協力する

企業の食品製造過程において発生する規格外品などを引き取り、福祉施設等へ無料で提供している「フードバンク」と呼ばれる団体や活動があります。こうした取り組みに協力することも食品ロス削減につながります。

この記事に関するお問い合わせ先

市民環境課 環境担当
〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
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ファックス:055-274-1130

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