リニア中央新幹線

リニア中央新幹線について

リニア中央新幹線の概要

 リニア中央新幹線は、東京都を起点とし終点である大阪市までの約438キロメートルを我が国独自の技術である超電導磁気浮上方式(超電導リニア)により時速500キロメートルで結ぶ新たな新幹線です。

リニア試験走行の写真。

中央新幹線計画の経緯

 中央新幹線計画は、昭和48年に全国新幹線鉄道整備法に基づく基本計画に位置付けられてから、同法に基づく手続きが進められてきました。昭和49年から平成21年までは建設線の建設に関し必要な各種調査を行い、平成22年の交通政策審議会への諮問及び交通政策審議会からの答申を経て、平成23年5月に国土交通大臣が営業・建設主体としてJR東海を指名しました。その後、JR東海の同意を得て、全国新幹線鉄道整備法に基づく整備計画として決定され、国土交通大臣がJR東海に対して建設の指示を行いました。
 JR東海は、東京都から名古屋市間は2027年(令和9年)の開業を予定しています。

リニア中央新幹線の建設に関する整備計画

建設線

中央新幹線

区間

東京都・大阪市

走行方式

超電導磁気浮上方式

最高設計速度

505キロメートル/時

建設に要する費用の概算額(車両費を含む)

90,300億円 利子は含めない

主要な経過地

甲府市附近・赤石山脈(南アルプス)中南部
名古屋市附近・奈良市附近

リニア中央新幹線に係る環境影響評価について

 環境影響評価とは、開発事業の内容を決めるに当たって、その事業が環境にどのような影響を及ぼすかについて、予め事業者自らが、調査・予測・評価を行い、その結果を公表して国民の皆様や地方公共団体などから意見を聴き、それらの意見を踏まえて環境の保全の観点からより良い事業計画を作り上げていこうとする制度です。
 環境影響評価法に基づきJR東海において行われた環境影響評価手続きは以下のとおりです。

 下記のリンクをクリックすると、JR東海のホームページへリンクします。

 「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書」に対する国土交通大臣意見(JR東海へ提出)及び環境大臣意見(国土交通大臣へ提出)については、下記のリンク(国土交通省・環境省ホームページ)よりご覧になれます。

リニア中央新幹線に係る環境影響評価に基づく中間報告書について

  山梨県環境影響評価条例第38条第1項に基づき、JR東海から提出された「中央新幹線(東京・名古屋市間)環境影響評価書に基づく中間報告書」の内容及び中間報告書に対する知事意見については以下のリンクからご覧になれます。

中間報告書縦覧:平成30年8月1日~平成30年8月31日

意見提出期限:平成30年9月14日

意見概要書及び事業者見解書の提出:平成30年10月11日

「中間報告書」及び「意見概要書及び事業者見解」はここをクリック(JR東海ホームページ)

リニア中央新幹線(品川‐名古屋間)工事実施計画について

 平成26年8月26日、JR東海は国土交通大臣に対し、中央新幹線品川・名古屋間工事実施計画(その1)の認可申請を行いました。その後、国土交通省にて技術面や安全面、環境面等の審査を行い、10月17日に中央新幹線品川・名古屋間工事実施計画(その1)を認可しました。

平成26年8月26日 JR東海が国土交通大臣に中央新幹線品川・名古屋間工事実施計画(その1)の認可申請

平成26年10月17日 国土交通大臣が中央新幹線品川・名古屋間工事実施計画(その1)を認可

リニア中央新幹線に係る各種説明会について

 下記のリンクをクリックすると、JR東海のホームページへリンクし、説明会当日資料や主な質問等をご覧いただけます。

平成27年1月28日~3月4日 リニア中央新幹線(品川・名古屋間)に係る住民(沿線自治会)向けの事業説明会が次のとおり開催されました。

1月28日 対象:臼井阿原第1自治会 場所:臼井公民館

1月29日 対象:下河東東自治会 場所:下河東上公会堂

1月30日 対象:リバーサイド第3自治会 場所:リバーサイド第3公民館

2月2日 対象:上成島自治会・中楯自治会 場所:上成島公会堂

2月4日 対象:布施第4自治会・山之神自治会 場所:布施第4公民館

2月5日 対象:高橋自治会・極楽寺自治会 場所:高橋公会堂

2月9日 対象:下成島1自治会・下成島2自治会 場所:下成島1区公会堂

2月12日 対象:宿成島自治会 場所:宿成島公会堂

2月13日 対象:下河東西自治会・下河東下自治会 場所:下河東上公会堂

2月16日 対象:布施第5自治会 場所:布施第5公民館

2月19日 対象:新成島自治会 場所:市役所玉穂庁舎2階第2・3会議室

3月4日 対象:上三條自治会 場所:上三條公会堂

リニア中央新幹線事業に係る今後の予定について

 リニア中央新幹線(品川・名古屋間)に係る住民(沿線自治会)向けの事業説明会で事業に対し理解を得られた地区より、順次、中心線測量や縦横断測量等の作業を行い、その後、設計協議(道路・水路管理者との協議)を経て、用地測量等の作業を行い、事業に必要な用地を確定する予定です。

リニア中央新幹線に関する中央市の取り組み

 市では、リニア効果を市全体、市民すべてが享受できるよう中央市の未来のため積極的な施策を展開し、市民と絆と結束を高め、活力ある元気で未来に繋がる市にしていきたいと考えています。
 そのため、次のような取り組みを展開しています。

中央市リニア活用推進懇話会の設置

 リニア効果を最大限活かしたまちづくりのあり方や地域の魅力を高め、市全体を活性化させる方策について検討する必要があると考え、各方面から意見を聴くことを目的に、平成25年9月に「中央市リニア活用推進懇話会」を設置しました。

中央市リニア活用推進本部の設置

 リニア効果を最大限活かしたまちづくりのあり方や地域の魅力を高め、市全体を活性化させる方策について検討する必要があると考え、市役所内において各部門相互の調整及び効率的な意見集約を図ることを目的に、平成25年9月に「中央市リニア活用推進本部」を設置しました。

中央市リニア活用基本構想

 現在、2027年(令和9年)に東京の品川から名古屋までの間を開業予定としたリニア中央新幹線の建設が着々と進められています。
 リニア中央新幹線が開業すると大都市圏や国際空港などとの所要時間が大幅に短縮されます。また、(仮称)リニア山梨県駅が甲府市大津町に設置されることから、今まで以上に利便性が高まり、暮らしの幅が広がるとともに産業や観光など様々な分野において期待されます。
 こうした中、リニア中央新幹線の開業による効果を最大限に活かしたまちづくりを推進するために「中央市リニア活用基本構想」を策定しました。

リニア見学センターについて

 リニア見学センターでは、山梨リニア実験線で行われる走行試験により、超電導リニアが走行する様子を間近で見学することできます。(走行試験を行っていない場合もあります。下記の山梨県立リニア見学センターまたはJR東海:リニア関連ホームページによりご確認することができます)

 また、平成26年4月24日、わくわくやまなし館に加え新たにどきどきリニア館がオープンし、ミニリニアでの浮上走行体験や時速500キロメートル走行を映像・振動で体感できるリニアシアター、開業後の山梨を舞台としたジオラマ等々、超電導リニアの魅力を体感・学習することができます。

浮上走行体験が出来るミニリニアの写真。
リニア開業後の山梨を舞台としたジオラマの写真。
試験走行した実物のリニアの写真。

リニア走行試験予定などの詳細は、下記リンク先にてご確認ください。

リニア中央新幹線に関する意見等の募集

 リニア中央新幹線開業に向け、市民の皆様の意見等を伺い、市民の皆様とともにリニア効果を活かしたまちづくり等の推進を図ることが重要であると捉えていることから、リニア中央新幹線に関して市民の皆様の貴重なご意見等をお伺いしています。

問い合わせ先

〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
中央市役所 企画課リニア交通担当 電話 055-274-8523

その他

 下記リンク先にてリニアに関するお知らせ等がご覧いただけます。

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 リニア交通担当
〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
電話:055-274-8523
ファックス:055-274-7130


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