食育について
食育とは
食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することのできる人間を育てることです。
バランスのよい食事
ご飯などの「主食」の他に汁物と主菜、副菜を組み合わせた「一汁二菜」を基本とした食事にすると、必要な栄養素をバランス良く摂ることができます。
主食
ご飯、パン、麺類などエネルギー源をつくる食事の中心になります。
主菜
肉、魚、大豆製品、卵などたんぱく質源となります。
副菜
野菜、いも類、海藻類、きのこ類など、体の調子を整えるビタミンやミネラル、食物繊維の供給源になります。
汁物
野菜類、いも類、海藻類、きのこ類など。咀嚼・嚥下機能が未発達な子どもにとっては、食事全体を食べやすくしてくれます。主菜・副菜の使用食材をみて、その日に使っていない食材を使用することで不足する栄養を補うことができます。
朝ごはんについて
朝ごはんの役割
集中力UP
ご飯やパンに含まれる炭水化物は、からだの中でブドウ糖に変わり、エネルギーとなって体を巡ります。そして体温が上がり、脳も活発に活動を始めます。
夜たくさん食べても、それを翌朝の分まで貯めておくことはできません。朝ごはんを食べて、1日の集中力をUPさせましょう。
代謝UP
朝ごはんを食べず、昼や夜だけ、ごはんを食べると、見た目に摂取する量は減りますが、身体が飢餓状態と判断し、脂肪を貯めようとします。
さらに、朝ごはんを食べるだけで1日の代謝がUPします。肥満はあらゆる生活習慣病の素。飢餓でないことを教えるためにも朝ごはんは大切です。
おやつについて
めまぐるしく成長する子ども達は、多くのエネルギーや栄養素を必要とします。一度に多くの量を食べることができず、消化吸収が未熟な子ども達にとってはおやつが食事と同じように大切な栄養素・水分補給の機会です。
おやつの役割
栄養面
食事では摂りきれない、栄養素や水分の補給
精神面
食品や調理、盛り付け、彩り、香りなどの食事と違った楽しさを味わう。
活発な幼児の生活に休息をあたえ、気分転換をさせる。
おやつの与え方
・1日1~2回が目安です。
・時間は、次の食事まで2~3時間空くようにしましょう。午前は10時前後、午後は3時前後が目安です。
・与える量は食事に響かない量にしましょう。1日に必要なエネルギーの10%が目安です。
(1~2歳は100kcal、3~5歳は130kcal)
・市販のおやつを与える時は、パッケージの表示を確認し安全なものをあたえましょう。袋菓子はお皿に取り分けて、食べすぎないように配慮しましょう。
おやつに適した食品
不足しがちな栄養素(ビタミン・ミネラル)を補給できる食品が適しています。
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ファックス:055-274-1125
メールでのお問い合わせはこちら健康推進課 健康増進担当
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