高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種について

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

令和6年度から高齢者の肺炎球菌感染症の定期接種対象者が変わりました。

高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種は、65歳の方を対象に平成26年度より定期接種化されました。

あわせて、特例措置として各年度65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方等を対象に定期予防接種を実施していましたが、この特例措置は令和5年度で終了しました。

令和5年度までの定期接種対象者

 1.各年度の3月31日に満65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の人

 2.接種日に60歳〜64歳の人であって、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいを有する人及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する人(障害者手帳1級相当)

令和6年度からの高齢者肺炎球菌について

令和6年度からの定期接種対象者

中央市に住民票がある方で、次の人が対象となります。

1.65歳の人(65歳の誕生日から66歳の誕生日の前日まで)

2.60歳〜64歳の人であって、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいを有する人及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する人(障害者手帳1級相当)

※対象者2に該当する人で、接種を希望する人は、予診票を交付しますので、障害者手帳または、医師の意見書を持参の上、中央市こども健康部健康増進課窓口まで来庁ください。

予診票について

高齢者の肺炎球菌感染症予防接種の予診票は、定期接種の対象者宛に個別通知でお送りします。

対象者宛に発送しますが、万が一予診票が届かない等ありましたら、再発行手続きが必要なため、中央市役所こども健康部健康増進課窓口まで来庁してください。

※65歳の誕生日を迎える方への個別通知は、誕生月の前月下旬にお手元に届くように順次発送します。

※接種当日の病院内交雑防止のため、事前に予診票の記入にご協力をお願いします。

接種にあたって

接種方法

 予診票を記入のうえ、医療機関へ事前に確認をして接種してください。

接種期間

65歳の誕生日から66歳の誕生日を迎える前日まで

助成金額

 5,000円(接種費用の差額を医療機関にお支払いください。)

 ※生活保護受給者及び特定中国残留邦人等支援給付受給者は、予診票とともに予防接種費免除券を持参した場合に限り、市が接種費用の全額を負担しますので、事前に健康増進課にて免除券の交付を受けてください。

助成の機会は生涯1回です。(期間を過ぎると助成対象外となります。)

◆今までに1回でも肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)を接種したことのある人は(自費での接種を含む)、助成対象外です。

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この記事に関するお問い合わせ先

こども健康部 健康増進課 健康増進担当
〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
電話:055-274-8542
ファックス:055-274-1125

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