特定外来生物「セアカゴケグモ」にご注意ください
令和6年12月6日、甲府市内で特定外来生物である「セアカゴケグモ」が確認されました。
セアカゴケグモについて
セアカゴケグモの形態
セアカゴケグモの成熟した雌の体長は、約0.7〜1.0センチで毒を持っています。雄は、雌の半分以下の大きさで毒を持っていません。雌は、全体的に光沢のある黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦条があります。
セアカゴケグモの生息場所
日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間などに巣を作ります。
例えば、古タイヤの中、プランターの底、建物の壁の隅、自動販売機の下、ドアの段差、ベンチの裏又は外においてある履物の中などです。
セアカゴケグモを発見した場合
・攻撃性はないが、毒があり咬むことがあるため素手で触らない
・発見した場所の市町村又は管轄の林務環境事務所に連絡する
・セアカゴケグモは外来生物法に基づく特定外来生物に指定されており、生きたままの運搬や飼育することは禁止されている
・市販の家庭用殺虫剤を直接噴霧することや踏みつけることで駆除可能
咬まれた場合の対応
咬まれた場合の症状
局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結をきたし、区域リンパ節が腫張します。通常は、数時間から数日で症状が軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。
咬まれた場合の処置
咬まれた傷口をお湯または水で洗い、患部を冷やして速やかに医療機関にご相談ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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産業建設部 産業課 農政担当
〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
電話:055-274-8561
ファックス:055-274-1130
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