中央市長あいさつ

R6市長新年挨拶写真

春まだ浅く、寒暖が定まらぬ日々が続いておりますが、先般、本市にとって大変うれしい出来事がありました。

本市出身の平野美宇選手のパリオリンピック卓球女子シングルスへの出場が決定しました。

2年間にわたる過酷な選考レースを勝ち抜いた末の快挙に、市民を代表し、心から敬意を表するとともにお祝いを申し上げます。

平野選手のご活躍を、市をあげて全力で応援してまいりますので、市民の皆さまにおかれましても、最大限の応援をお願いいたします。

さて、早いもので来年度は任期の折り返しを迎える年となります。

前半の2年間では、公約として掲げた重点主要施策であります、市民の皆さまの健康・暮らしを守るための感染症対策や経済対策、また、子育て支援施策として、子ども医療費の助成対象拡大や、保育・教育環境の改善、災害に強いまちづくりなどにつきましては、段階的に進めている施策もございますが、順調に実現・実行することが出来ました。

これもひとえに市民の皆さまのご理解とご協力の賜物であり、この場をお借りして深く感謝を申し上げます。

来年度は、私が思い描く中央市の未来に向けたまちづくりにおいて、非常に重要な1年であると考えており、年頭には抱負として、決断力を持って思い切って物事を進めるという意味を持つ「果敢」を掲げております。

任期の後半において、公約実現をさらに加速化させるため、前半の2年で策定に取り組んでまいりました、長期総合計画をはじめとする諸計画により、今後本市が重点的に取り組むべき施策を果敢に推進してまいります。

そのよりどころとして、現在「中央市デジタル田園都市構想総合戦略」を取りまとめており、この戦略に沿って、地方創生をさらに推進してまいります。

この戦略では、基本目標として「中央市における魅力的な働く場の創出と人づくり」、「中央市へのひとの流れの強化」、「若い世代が希望する結婚・出産・子育て・教育の実現」、「時代に対応した持続可能な地域づくり」を掲げており、これらの4つの目標に関連する主要事業を積極的に展開し、また、デジタル技術の浸透・進展などを踏まえた、デジタルの力を活用したまちづくりを推進することで、人口減少対策や本市の魅力向上を戦略的に進めてまいります。

一方で、限りある財政的・人的資源を有効活用することで、持続可能で効率的な市政運営の両立にも、引き続き取り組んでまいります。

市政運営で最も重要なことは市民の皆さまの共感を得ることだと考えております。市全体が一つにならなければ施策の真価を発揮できず、具体的な成果へ結びつけることもできません。

これからも「市政は市民一人ひとりが主人公」を基本として、市民の皆さまの声を大切にする、市民の皆さまとの協働による市政運営を果敢に推進してまいりますので、引き続き市民の皆さまのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

令和6年3月1日

中央市長 望月 智

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