中央市長あいさつ

はじめに、8月の九州地方並びに北陸地方など各地での記録的な大雨により、犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族に対し心よりお悔み申し上げます。また、被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
「大規模な自然災害がいつ起きてもおかしくない」と言われる中で重要なことは、災害を正しく理解し、それぞれが、何ができるかを考え、対策を講じ、有事の際には少しでも迅速かつ冷静な対応ができるように備え、互いに協力しあうことだと考えております。
そのような中、8月31日の日曜日に令和7年度中央市総合防災訓練を「地区別協働防災訓練」と題し、地域の皆様に加え、市内の小中学生や各学校の教職員が一体となり実施しました。
訓練では、応急救護や炊き出し、初期消火訓練などの実践的な取り組みに加え、小中学生の皆さんには、災害、想像力、ゲームの英語の頭文字をとった「DIG(ディグ)」と呼ばれる手法を用い、自分の住むまちで起こり得る災害を具体的にイメージし、その対応方法や備えについて発表していただきました。
この手法には、「災害を理解する」「まちを探求する」「防災意識を掘り起こす」という意義が込められており、防災力の向上に大変有効とされるものです。
災害時に最も重要となるのは、自助と共助の取り組みです。今回のように世代を超えた市民の皆様が訓練を通じて顔の見える関係を築くことで、地域コミュニティの活性化が図れるとともに、一人ひとりの行動力と地域の支え合いが、命と暮らしを守る大きな力となることを、改めて実感する機会となったものと考えております。
今後も市民の皆様の安全と安心を最優先に、情報を共有し、誰ひとり取り残されることの無いよう一層の対策を進めて参ります。引き続きご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
令和 7年 9月
市民と市長の対話室
市民のみなさんの率直なご意見を市長が直接お聴きする「市民と市長の対話室」を実施しています。
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市民と語る会「望月市長が“おじゃまします”」
市長が地域や各種団体の活動の場に出向き、市民のみなさんから地域の話題や日々の活動状況をお聴きする市民と語る会「望月市長が“おじゃまします”」を実施しています。
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