令和6年9月4日に開会した「令和6年第3回定例議会」での市長からの行政報告及び議案の提案理由を公開します
本日ここに、第3回市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には公私ともにご多忙の中、ご出席をいただきまして心よりお礼を申し上げます。
はじめに、今般、各地で記録的な大雨をもたらした台風第10号の影響により、犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族に対し心よりお悔みを申し上げます。
また、被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
本市では、土砂災害警戒区域のある豊富地区において、大雨による土砂災害の危険性が高まったため、8月30日金曜日の午後8時に、私を本部長とする災害警戒本部を設置し、発災に備えるとともに、直ちに、「豊富支所」及び「豊富健康福祉センター」で自主避難所を開放し、地域の皆様がいつでも避難できるよう受け入れ体制を整えました。翌日、31日土曜日の未明に、雨の降り方が小康状態となったことから自主避難所は一時閉鎖しましたが、同日午後8時30分まで災害警戒本部を継続しました。
今回本市において、被害は確認されませんでしたが、台風のシーズンは続いており、気候変動等に伴う記録的な大雨や影響の長期化などにより、土砂災害や河川の氾濫など大規模な災害が、いつ、どこで発生してもおかしくない状況となっております。
今後とも、災害に強いまちづくりをさらに進めてまいりますので、市民の皆様におかれましても、今一度、災害への備えについての確認をお願いいたします。
また、先般8月8日には、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震発生を受け、午後7時15分に気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。
これは、南海トラフ地震の発生が想定される地域において、大地震が発生する可能性が普段よりも高まっていることを注意喚起するための情報であり、本市では、臨時情報発表後、速やかに警戒対策会議を開催し、巨大地震の発生に即時対応できる体制を整えました。
併せて、市民の皆様には、日常の備えを今一度見直していただくとともに、揺れを感じたら直ちに避難ができる準備を、市ホームページ等を通してお願いしたところであります。
この臨時情報の呼びかけの期間は8月15日午後5時をもって終了しましたが、南海トラフ巨大地震が起きる確率は、今後30年以内に70パーセントから80パーセントとされており、市民の皆様には、いつ大規模地震が起きてもおかしくないことを意識し、ふだんから地震への備えを進めるよう、今後も継続して呼びかけをおこなってまいります。
また、大規模地震等への市の対策といたしまして、8月8日には、山之神地内のコンテナホテルを運営する株式会社デベロップ様と「災害時における移動式宿泊施設等の提供に関する協定」を締結いたしました。
この協定は大規模な地震や風水害などの災害発生時や、発生の恐れがある場合に、優先的に移動式宿泊施設等を提供していただき、市民の皆様の一時的な仮設宿泊所として利用することを目的としております。
今回の協定締結により、避難体制のより一層の強化と、災害への備えが充実することになり、市民の皆様の安全と安心に寄与するものと考えております。そのほか現在、防災対策のさらなる充実を図るため、公益財団法人B&G財団が実施する「防災拠点の設置及び災害時相互支援体制構築事業」の採択を受け、B&G財団主催の広域研修のほか、配備される重機の特別教育操作研修等の実施や、防災倉庫の整備及び防災機材の配備について、同財団からの支援を受けながら実施することを計画しております。
なお、本件に関連する事業費につきましては、今定例会に補正予算案を提案しておりますので、ご審議のうえはご議決を賜りますようお願い申し上げます。
また、9月1日の日曜日に実施を予定しておりました「令和6年度中央市総合防災訓練」につきましては、台風第10号の影響を鑑み、中止とさせていただきました。
今年度の訓練は、自主防災会、中央市消防団、中央市建設協力会のほか、新たに市内小中学校児童生徒との協働により、南海トラフ地震の発生を想定し、関係機関等の連携体制の確保と迅速かつ適切な初動対応を行うことを目的に計画をしたところであります。
訓練は中止となりましたが、各家庭において避難行動の確認、備蓄品の準備など、日頃から地震発生時への備えを進めることの重要性を改めて認識するところであり、普及啓発をさらに進めるとともに、市民の皆様の安全と安心に向けて各種防災対策の強化に今後とも全力で取り組んでまいります。
一方で、大変明るい話題として、パリ2024オリンピック卓球女子団体で、本市出身の平野美宇選手が、東京大会に続き、見事「銀メダル」を獲得したことについてご報告させていただきます。
報道等でもご案内のとおり、先般8月29日には、平野選手から市役所に表敬訪問をいただき、銀メダル獲得の報告とともに、地元中央市の皆様に応援いただいたことへの感謝のメッセージをいただきました。
私からは市民を代表し、これまでの努力に対して深く敬意を表すとともに、これからも、市を挙げて平野選手の応援を続ける旨をお伝えさせていただきました。
市では、個人戦、団体戦を通じ、実施可能となった計3回のパブリックビューイングを開催し、議員各位をはじめ市内外から延べ400人の皆様にご参加をいただきました。私も会場で応援をさせていただきましたが、平野選手から直接話をお伺いし、手に汗握る熱戦を思い起こし改めて胸が熱くなるのを覚えたところです。
平野選手におかれましては、オリンピックで初の個人戦代表となるとともに、実に2度目となる団体戦での銀メダル獲得は、市民の誇りであるとともに、私たちのみならず、日本中に大きな感動、そして夢や希望をもたらしてくれました。
市ではその栄誉を称え、「中央市民栄誉賞」を授与することを、ここでご報告させていただきます。
平野選手の益々のご活躍を期待するとともに、議員各位をはじめ、市民の皆様におかれましても、温かいご声援とご支援を心からお願い申し上げます。
続きまして、6月定例会以降における、いくつかの報告をさせていただきます。
初めに、中央市環境調整会議の設置についてであります。
地球温暖化をはじめとした環境問題が、一層深刻さを増す中、先般、環境行政を総合的かつ計画的に推進するため、私を会長として特別職及び部長職で構成する「中央市環境調整会議」を設置いたしました。
6月には、市役所庁舎や図書館など市の公共施設7箇所を指定暑熱避難施設、いわゆるクーリングシェルターとして指定し、熱中症から市民の皆様をお守りする体制を整えました。また、8月には、地球温暖化対策について、私自ら先頭に立って市役所全体で取り組んでいくとの強い思いから、私を含めた幹部職員や一般職員を集めての勉強会を、環境省及び県の担当職員を講師として開催したところであります。
今後とも、市職員一体となって地球温暖化対策についての知見を深め、必要な施策を適時適切に講じながら、2050年ゼロカーボンシティの実現に全庁体制で取り組んでまいります。
次に「中央市山梨県人会の開催」についてであります。
6月28日に、東京都内で第9回となる中央市山梨県人会の総会及び懇親会を開催いたしました。
総会等には、石原保郷会長をはじめとする首都圏在住の会員の皆様、井口議長、田中副議長をはじめ、市内在住の個人及び法人会員の皆様、また、清水喜彦山梨県人会連合会長をはじめとする来賓の皆様など、合わせて36名のご参加をいただき盛会のうちに終えることができました。
総会後に開催した懇親会では、中央市産のワイン、とうもろこし、フルーツトマトなどの地元特産品を堪能していただきながら、お互いの近況報告やふるさと談議などで、親交を深めていただきました。また、私からは皆様に、本市を取り巻く状況等をお伝えするとともに、各方面からのご支援・ご協力をいただけるよう、ごあいさつをさせていただきました。
今後とも会員相互の親睦や交流を深め、ふるさとの発展につながるよう、より強固なネットワークづくりに努めてまいります。
次に7月1日にリニューアルオープンした「シルク工芸館ふれあい館(シルクふれんどりぃ)」についてであります。
オープンに先駆け6月23日には、当施設の改修に際しご尽力いただいた、長崎幸太郎山梨県知事をはじめ、議員各位のほか関係者のみなさまをご招待し、オープン式典及び施設見学会を開催させていただいたところであります。
オープン後の利用状況につきましては、宿泊予約が満室となる日が続くなど、大変ご好評をいただいております。また、国内外の研究者などが訪れる米倉山太陽光発電所の来訪者にもご利用いただいており、新たな利用者層の獲得にも成功しております。
今後も、リニューアル効果を最大限発揮し、指定管理者と連携を密にしながらより一層の利用促進を図り、交流人口の増加による地域活性化の推進につなげてまいりたいと考えております。
次に「中央市まちづくり懇話会」についてであります。
リニア中央新幹線の開業を見据えたまちづくりの推進に当たり、まちづくりの在り方や本市の施策などの検討を進める上での参考にするため、産業振興、大規模開発、産学官連携の有識者3名から専門的なご意見を伺う「中央市まちづくり懇話会」を設置しました。
去る7月5日に第1回の懇話会を開催し、まずは市の現状と課題を共有するため、本年4月に策定した「中央市まちづくりアクションプラン」の概要や、本年5月1日に施行された都市計画法第34条第11号の規定に基づく市の条例などについて説明をさせていただきました。今年中に残り2回の開催を予定し、まちづくりアクションプランで位置づけた「まちづくり方針図」に基づく企業誘致に向けた戦略のほか、その他の地区における開発の可能性について、有識者のご意見を踏まえながら、検討してまいります。
リニア中央新幹線開業の効果を最大限享受し、企業立地など活発な民間投資による地域の活性化を進めてまいりたいと考えております。
次に「アウェアネス カラー ライトアップ」についてであります。
社会運動への支援や賛同メッセージの発信、地域の賑わい創出などを目的とし、庁舎本館のライトアップを開始しました。
第1弾はパリ2024オリンピック卓球女子日本代表平野美宇選手の活躍を祈念し、7月16日から25日までは開催地フランスに因んだ「トリコロールカラー」とし、7月26日から8月11日までは平野選手応援プロジェクトのテーマ「躍動×果敢」に因んだ「ピンクとパープル」のライトアップを、毎日午後7時から10時まで実施したところです。
今後につきましても、各種の周知広報活動に合わせた、ライトアップを実施してまいります。
次に本市水道事業の「優良地方公営企業総務大臣表彰」の受賞についてであります。
8月2日に、本市の水道事業が進めている「DX並びにスマートメーターの活用による効率的な事業運営」が評価され、総務大臣から、「令和6年度優良地方公営企業総務大臣表彰」を受賞しました。
現在、水道事業において全国的に課題となっております、人材不足や、老朽化した施設管理、また、社会問題にもなっております、高齢者の、単独世帯の増加等に対応するため、本市の水道事業では、遠隔監視や、スマートメーターを活用する、水道事業のDX化を活用し、その効果として、将来像を見据えた一貫した経営・計画により、住民サービスの向上と、持続的な、水道事業を目指し取り組んでいるところであります。
こうした取り組みが高く評価され、全国で、本市を含め3団体が受賞いたしました。今後においても、DXを推進するとともに、スマートメーターの増設や、機能強化を図ることにより、本市の基本構想で掲げる、「安全で快適な住みやすいまちづくり」に向けて取り組を進めてまいりたいと考えております。
次に「ふるさと大使の委嘱について」であります。
本市出身で、現在は新日本プロレスに所属するプロレスラーの鷹木信悟さんを、本市4人目のふるさと大使として委嘱することを決定いたしました。
鷹木選手は、田富小学校、田富中学校及び県内の高校を卒業し、平成16年10月、ドラゴンゲートからプロレスデビューを果たし、平成20年には、ドラゴンゲート王座を獲得し人気を博しました。平成30年には、新日本プロレスに加入し、令和3年には、第3代IWGP世界ヘビー級王者となるほか、令和5年には、王座名「ネバー」無差別級で3回目の王座となるなど、人気と実力を兼ね備えたプロレスラーとして活躍されております。
なお、ふるさと大使の委嘱式については、今週の9月7日、アイメッセ山梨で開催する、デビュー20周年記念大会のリング上において執り行うこととしており、今後は、本市のPR活動を担っていただくとともに、ふるさとの子どもたちに夢と希望を与える選手として、永くご活躍されますよう市民の皆様とともに市を挙げて応援してまいります。
続きまして、本定例会に提出いたします案件についてご説明を申し上げます。
本定例会に提出いたします案件は、条例案件4件、予算案件9件、決算認定10件、契約締結2件、その他案件1件、 報告案件3件であります。
はじめに、条例案件についてであります。
議案第49号 中央市税条例中改正の件につきましては、地方税法等の一部を改正する法律による地方税法の一部改正等に伴い、市民税の寄附金税額控除等について、所要の改正を行うものであります。
議案第50号 中央市国民健康保険税条例中改正の件につきましては、国民健康保険制度における急患等の被保険者に係る保険税の徴収猶予について必要な措置を講ずるため、所要の改正を行うものであります。
議案第51号 中央市国民健康保険条例中改正の件につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律による国民健康保険法の一部改正により、国民健康保険に係る被保険者証の発行が廃止されることに伴い、所要の改正を行うものであります。
議案第52号 中央市下水道使用料条例中改正の件につきましては、中央市公共下水道事業審議会の答申に鑑み、下水道使用料を改定するため、所要の改正を行うものであります。
次に、予算案件についてであります。
議案第53号 令和6年度中央市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ、1億6,028万6千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ157億5,553万1千円とするものであります。
今回の補正では、共通事項といたしまして、4月の人事異動に伴う人件費の組替え等を行っております。
款ごとの主な補正予算の内容といたしまして、
総務費では、
宅配ボックスを購入する世帯に対し、その経済的負担を軽減するとともに、宅配の再配達の抑制及び物流における温室効果ガスの排出削減を図ることを目的に、県と連携し、購入費の1/2、上限1万円を補助する、「再配達削減推進事業」として、諸費に141万6千円を追加するものであります。
公益財団法人B&G財団が実施する、地域防災拠点の整備をはじめ、機材・人材の効果的な活用が可能な仕組みを構築する「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築事業」を活用し、支給される油圧ショベル、スライドダンプに加え、防災倉庫、救助艇、4WD車を配備する他、簡易トイレ等の防災資機材を購入するとともに、配備する重機の特別教育や操作研修をおこなう事業費として、防災諸費に3,016万2千円を追加するなど、全体で3,830万円を追加するものであります。
民生費では、
国庫負担金等の精算に関する各種返還金を追加するほか、田富第二・田富第三統合保育園の外構設計及び開発許可申請資料作成業務委託料として、保育園費に652万3千円を追加するものであります。
また、放課後児童クラブにおいて、ノートパソコンを使用した宿題に対応するため、Wi-Fi接続のためのホームルーターのレンタル費用として、放課後児童クラブ費に190万1千円を追加するなど、全体で6,641万2千円を追加するものであります。
農林水産業費では、
農業技術や経営資源を円滑に継承することができる農家の後継者が、親元就農する際の一時的な収入低下等、経済的な不安を解消することを目的に、県と連携し、一人あたり最大100万円を交付する事業として、農業振興費に100万円を追加するなど、全体で1,230万1千円を追加するものであります。
土木費では、
旧耐震基準で建築した既存木造住宅への耐震診断の促進を図り、震災に強いまちづくりを目指す「中央市木造住宅耐震診断事業」について、地震が多発する昨今の状況から、申込者の増加を踏まえ、土木総務費に15戸分、68万8千円を追加する他、地震によるブロック塀等の倒壊などによる災害を防止するため、ブロック塀等の撤去、改修に対し、その費用の一部を補助する「中央市ブロック塀等撤去改修事業」では、2件分、60万円を追加するなど、全体で4,658万4千円を追加するものであります。
教育費では、
リニア建設に伴う田富北小学校移転整備事業の最終工程となる、田富北小学校校舎外構の2期工事について、グラウンドとよし原処理センターとの舗装及び門扉の設置工事費等として、学校施設整備費に1,155万円を追加する他、市の屋外体育施設である玉穂ふるさとふれあい広場、豊富農村広場の夜間照明をLED化するための設計業務委託料として、体育施設費に366万3千円を追加するなど、全体で2,243万9千円を追加するものであります。
次に歳入の主な補正内容は、普通地方交付税の確定に伴い、地方交付税4億2,332万5千円を追加し、また、各種事業に係る国及び県補助金を調整するとともに、財政調整基金繰入金を減額するものであります。
議案第54号 令和6年度中央市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ、594万2千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ、31億4,084万7千円とするものであります。
議案第55号 令和6年度中央市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ、24万5千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ5億212万円とするものであります。
議案第56号 令和6年度中央市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ、1,787万6千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ、22億6,977万4千円とするものであります。
議案第57号 令和6年度中央市地域包括支援センター特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ、5万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1,208万8千円とするものであります。
議案第58号 令和6年度中央市田富よし原処理センター事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ、1,008万6千円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ、7,574万円とするものであります。
議案第59号 令和6年度中央市簡易水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的支出に601万6千円を追加し、補正後の収益的支出を1億9,455万4千円とするものであります。
議案第60号 令和6年度中央市公共下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収入及び収益的支出にそれぞれ、198万5千円を追加し、補正後の収益的収入及び収益的支出をそれぞれ、8億1,460万2千円とし、また、資本的収入から、7,840万1千円を減額し、補正後の資本的収入を7億9,945万3千円とし、資本的支出から、8,778万8千円を減額し、補正後の資本的支出を9億2,431万8千円とするものであります。
議案第61号 令和6年度中央市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的収入及び収益的支出にそれぞれ、474万9千円を追加し、補正後の収益的収入及び収益的支出をそれぞれ、2億8,401万5千円とし、また、資本的収入および資本的支出にそれぞれ、299万2千円を追加し、補正後の資本的収入を3億9,635万9千円に、資本的支出を4億2,963万円とするものであります。
次に、決算認定の件についてであります。
議案第62号 令和5年度中央市一般会計歳入歳出決算認定の件から、議案第71号 令和5年度中央市上水道事業会計決算認定の件まで、10件の決算認定につきましては、地方自治法及び地方公営企業法の規定により、監査委員の意見を付して提案するものであります。
次に、契約締結の件についてであります。
議案第72号 契約締結の件につきましては、中央市防災行政無線システム改修工事の請負契約を締結することについて、中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分の範囲を定める条例第2条の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提案するものであります。
議案第73号 契約締結の件につきましては、浅利川東部地区処理施設設備改修工事の請負契約を締結することについて、中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分の範囲を定める条例第2条の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提案するものであります。
次に、その他の案件についてであります。
議案第74号 山梨県後期高齢者医療広域連合規約の変更の件につきましては、山梨県後期高齢者医療広域連合規約を変更する協議については、地方自治法第291条の11の規定により関係地方公共団体の議会の議決を経る必要があるため、提案するものであります。
次に、報告案件についてであります。
報告第11号 令和5年度中央市一般会計予算継続費の精算の件につきましては、地方自治法施行令の規定により、継続費について精算したので報告するものであります。
報告第12号 令和5年度中央市健全化判断比率の報告の件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、健全化判断比率を監査委員の意見を付して、報告するものであります。
報告第13号 令和5年度中央市資金不足比率の報告の件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、資金不足比率を監査委員の意見を付して、報告するものであります。
以上、案件の内容についての概要をご説明申し上げました。ご審議のうえは、ご議決いただきますようお願い申し上げ、令和6年第3回市議会定例会における行政報告及び提案理由の説明といたします。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
未来戦略部 政策秘書課 秘書・広聴広報担当
〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
電話:055-274-8512
ファックス:055-274-7130
メールでのお問い合わせはこちら