令和4年8月26日の市長定例記者会見要旨をお知らせします

令和4年第3回定例議会記者会見

日時

令和4年8月26日(金曜日) 午後2時00分~2時30分

会場

中央市役所本館2階 防災対策室

出席者

報道機関 朝日新聞社、山梨建設新聞社、山梨日日新聞社

市 職 員   市長、 総務課長、 政策秘書課長、 財政課長

配付資料 令和4年第3回中央市議会定例会議案 [報道用資料]

内容

政策秘書課長:令和4年第3回中央市議会定例会に向けての定例記者会見を始める。時間は概ね30分とする。概要を市長から説明し、その後質疑応答とする。

市 長 :本日の議会運営委員会で、会期日程は9月2日から9月26日までの25日間とすることで申し合わせを行った。

今議会に市から提出する案件については

・条例関係  4件(改正4件)

・予算関係   7件(令和4年度補正予算7件)

・決算関係 10件(令和3年度決算認定10件)

・その他関係   2件 (市道路線認定1件、市道路線変更1件)

・報告関係 4件(和解及び損害賠償額の決定1件、令和3年度一般会計予算継続費の精算1件、令和3年度健全化判断比率の報告1件、令和3年度資金不足比率の報告1件)

資料に沿って、条例関係、予算関係、決算関係、その他関係、報告関係の概要を説明。

220826定例記者会見会場の様子
220826定例記者会見全体

(主な質疑応答)

記 者:補正予算の中で、田富北小学校の移転に関して、改めて内容と今後の完成までのスケジュールを教えていただきたい。

市 長:補正予算の内訳は、現在、新校舎の建設をしているが、既に体育館とプールは完成しているため、今回は外構工事に関しての補正としている。校舎については、来年度の夏休みの長期休暇を利用して新校舎に引っ越しをする計画となっている。

記 者:それまでに外構工事も併せて終わらせるということか。

市 長:校舎完成に合わせて、外構工事も完成とする予定となっている。

記 者:次に、シルクの里エリア周辺の観光施設も対象に含めた設計費とのことであるがどのような内容を想定しているのか。

市 長:豊富シルクの里公園については、シルクふれんどりぃの温泉施設が、老朽化してきていること、また、利用者も多い施設なので、建物自体の大規模な改修と合わせて、周辺の公園と一体整備を予定している。当然、集客を目指す中での整備をしていくように考えている。今回はそのような目的も含めた設計委託となっている。

記 者:今までの機能を踏襲しながら、老朽化したものを新しくするイメージなのか、それとも何か新しい機能を追加する予定はあるのか。

市 長:これからの設計ではあるが、そこには温泉施設と宿泊施設、中にはレストランがある、そういったものを今のかたちを踏襲しながら、老朽化したものは新しく、また、新たに何か加えていくかは、設計の段階で詳細を詰めていきたいと考えている。

記 者:道の駅については、今回は対象外ということでよいのか。

市 長:道の駅については、今回の対象とはなっていない。あくまで、シルクの里公園周辺の設計のみとなっている。

記 者:今後考えていく予定はあるのか。

市 長:道の駅の方も、引き続き、財政状況も見ていく中で計画をしていきたいと考えている。

政策秘書課長:先ほどの田富北小学校の関係で、市長から「来年の夏休みに引っ越す予定」と伝えたが、田富北小学校の校庭はその後の予定となっている。今回の外構工事は、体育館、プール周りの外構工事として、来年の夏に完成するというスケジュールで動いている。詳細については、教育総務課に問い合わせていただきたい。

記 者:和解及び損害賠償額の決定の件について、中学校の学校管理上の瑕疵としているが、具体的な内容について教えていただきたい。

市 長:これについては、学校行事の中で中学校横の県道へソフトボールが飛び出してしまい、これにより、走っていた車が急ブレーキをかけたことによる損害に対するもの。この車を運転していた方が妊婦さんであったため、この方が出産までに無事に何事もなく出産できるよう医師の診療を受けながらといった状況があったためこのような賠償額となっている。

記 者:どのような被害が出たのか。

市 長:専決処分の理由書では、「体育の授業中に使用していたボールが防球フェンスを飛び越え、敷地外に出たことにより、車両を急停止させたことで相手方が受傷した市の瑕疵による事故」としている。

記 者:急ブレーキをかけて乗っていた妊婦さんがショックを受けたということで良いか。

市 長:そのようになる。本人からの申し立てがあり、保険会社との協議で最終的に市に管理上の瑕疵があったとの内容となった。

記 者:むち打ちとかそういったことなのか。

市 長:外傷とかはなかったが、妊婦さんであるため、大事に至ってはならないとのことでしっかりと検診を受けてもらった。

記 者:関連して、車の修理費は入っているのか。

市 長:車の修理費は入っていない。

記 者:あくまで、健診と通院費ということで良いか。

市 長:健診費、通院費、見舞金との内容になる。

記 者:条例改正の企業立地推進室に関し、対象エリアとしてはどのあたりを考えているのか。また、市長は選挙中、メディカル・デバイス・コリドー構想と連携してとの話をされていたが、あくまで企業誘致の対象とするのは医療機器関連企業として進めるのか、今後、企業の範囲をどのように考えているのか。市長としてそこを拠点にどのようなまちづくりをしていくのか。思いを聞かせていただきたい。

市 長:10月1日に企業立地推進室を立ち上げるとしているが、これは私の選挙公約であるリニアの駅を見据えたまちづくりを積極的に進めていくということになっている。位置的なものは、都市計画マスタープランの中で「土地利用転換検討ゾーン」という形で示している。こちらを中心にまちづくりを進めていく。場所は現在建設中のやまなしロジパークの北側から山梨大学附属病院との間、それと山梨大学附属病院の西側が、都市計画マスタープランの中で「土地利用転換検討ゾーン」としての位置づけがされている。そちらをまず中心に開発を進めてということで、今回、専従で「企業立地推進室」をプロジェクトとして立ち上げていきたい。当然、まちづくりについては、市独自でできるものではない。山梨県とも協力、連携しながらやっていかなければならない。そうでなければまちづくりも進まないと承知している。このようなプロジェクトを作ることで山梨県との連携を密にしていきたいと考えている。中央市のまちづくりは、この開発エリアと住宅エリアというかたちが中心となっていくと考えている。

記 者:やまなしロジパークの北側と山梨大学附属病院の西側は、エリア的には繋がっているのか。

市 長:エリアとしては、2つのエリアになる。2つを繋げていくかたちではない。その間には市街化区域もあるので、区域の拡張というかたち、医大があってその南側が1つのエリア、そして医大の西側が1つのエリア、最終的にはそちらが全て市街化区域も含めてつながっていくかたちとなる。

記 者:企業立地推進室の人数は何名くらいになるのか。

市 長:これから人事をしていかなければならないが、課ではなくて室なので、室長がいて、担当が3人なのか2人なのかはこれから進めていく中で決めていきたい。

記 者:誘致する企業は、医療機器関連が中心となるのか。

市 長:誘致する企業については、県の企業立地との関係もあるので、その辺も県と連携を取りながら進めていきたい。

記 者:これまでも既存の課で取り組みをしていたと思うが、どのような形で、どの程度してきたのか教えていただきたい。

市 長:これまでは、開発関係であれば都市計画課、リニア関係であれば企画課、企業誘致であれば政策秘書課での分野ごとに分かれた体制であった。それを、一つにしなければ、スピード感をもって進められないので、まずそこをしっかりとした体制に整えていきたい。このような思いがあって「企業立地推進室」を作ることとした。

記 者:「企業立地推進室」を立ち上げる狙いは、スピード感をもって今まで以上に体制を強化してやっていくということで良いか。

市 長:やまなしロジパークも大型物流センターも仕上がってきているので、私の選挙公約であるスピード感をもってまちづくりを進めていきたい、この実現に向けての第一歩であると捉えていただいてよい。

記 者:先月、リニア駅前整備の検討会議が県で行われて、シャトルバス構想について、使える土地が少なくてシャトルバスの変更をしなければならないなどの見直しが示されていたが、それに関して、市への影響や懸念されることはあるか。

市 長:リニア担当からそのような報告は受けている。新聞報道のとおり、リニアの緩衝帯を利用して、当初、小井川駅までを結ぶシャトルバスということであったが、それが3割程度しか使えないという結果であった。また次回の会議があるが、市としては、山梨県はこれまで通り小井川駅に決めて進めていくのか、それともまだこれから変更する余地があるのかどうか、そのあたりは、県の状況を見極めていきたいと考えている。

政策秘書課長:他に質問がなければ以上で定例記者会見を終了する。

 

※言葉遣いや明らかな言い間違いがあったものなどを整理したうえで掲載しています。

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