令和7年2月21日の市長定例記者会見要旨をお知らせします
令和7年第1回定例議会記者会見
日時
令和7年2月21日(金曜日) 午後2時00分~2時35分
会場
中央市役所本館 2階 201会議室
出席者
報道機関 朝日新聞社、NHK甲府放送局、山梨日日新聞社、山梨建設新聞社
出 席 者 市長、未来戦略部長、総務部長、福祉部長、政策秘書課長、財政課長、福祉課長
配付資料
・令和7年第1回中央市議会定例会議案 [報道用資料]
・令和7年度中央市当初予算主要事業等一覧
・令和7年度中央市当初予算(案)の全体概要
未来戦略部長: 令和7年第1回定例議会に向けての定例記者会見を始める。
時間は概ね30分とする。概要を市長から説明し、その後質疑応答とする。
市 長 :本日の議会運営委員会で、会期日程は2月28日から3月21日までの22日間とすることで申し合わせを行った。
今議会に市から提出する案件については、
・条例関係 11件(制定1件、改正10件)
・予算関係 12件(令和6年度補正予算2件、令和7年度当初予算10件)
・その他関係 4件(中央市道路線廃止1件、変更1件、区域外における公の施設の利用に関する協議の件1件、中央市・昭和町教育支援センターの共同設置の廃止に関する協議の件1件)
資料に沿って、条例関係、予算関係等の概要を説明する。
(主な質疑応答)
記 者:新年度一般会計の予算規模は過去最大か。
市 長:その通り。
記 者:田富第二、第三統合保育園の供用開始と着工の時期はいつか。
市 長:供用開始は令和8年10月、工事着工は令和7年7月を予定している。その前に入札を行う。約1年掛けて工事を行う。
記 者:6月議会で契約案件承認の議決がされれば、その後着工か。
市 長:今のところの予定として、5月末に入札を執行し、6月定例議会で議決を頂き、本契約の後、工事を行う。
記 者:田富小の工事費だが、新年度の予算は、今工事を行っている校舎の長寿命化の令和7年度分プラス、未耐震、耐震不足が発覚した改修の設計費を追加したということか。
市 長:校舎の長寿命化は、継続費で引き続き行っていく。これとは別に体育館は、耐震基準を満たしていないため、そのまま長寿命化工事を行う予定であったが、ご承知のとおり、現在閉鎖している。校舎の方の工事はそのまま進め、体育館については今後、耐震工事、長寿命化工事を順次行っていく。
記 者:そのための設計か。
市 長:その通り。
記 者:1人1台端末の機器更新について、2億1,285万円の予算を取っているが、これに対し国の補助が考えられるが、この金額は市からの持ち出しが2億という解釈でよいか。
財政課長:約3分の2が国庫支出金として充当される。
記 者:市の持ち出しは残り3分の1と言う理解でよいか。
財政課長:その通り。
記 者:保育園の統合についてだが、市の人口は3万人と少しで推移していると思うが、保育園の統合が必要となってくる背景について、どのようなものがあるか。
市 長:現在、田富第二、田富第三保育園の統合を行い、今後の計画として田富第一、田富北保育園の統合を予定している。これには、将来の人口推計、児童数の推計などを考慮しながら統合を進めていく。
記 者:人口は変わらないが、少子化は足元で着実に進んでいるということか。
市 長:歯止めはかからない状況。
記 者:長崎知事が、人口減少対策について取り組みを進めているが、地元の足元の所では厳しいということか。
市 長:見込みのとおり。
記 者:デマンド交通システムの導入に、どのようなものを想定しているか。
市 長:タクシー車両2台を予定している。
記 者:具体的な運用方法は。
市 長:配車については、AIなどを導入し予約制とする。主に高齢者などの交通弱者を対象とし、その足になるような運用を考えている。
記 者:既存のタクシー事業者の保有している車両2台を利用するということか。
市 長:その通り。
記 者:実証運行なので結果によっては、来年、再来年も運行するのか。
市 長:現在、コミュニティバスを運行しているが、令和7年度も同様に運行しながら、実証のデマンド交通も運用していく。
記 者:補正予算の「“心”あるまちへ!活性化キャンペーン商品券事業(第6弾)」は、どういった内容か。
市 長:国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用しながら、1人5,000円の商品券を発行する。共通券として2,000円、中小店舗専用として3,000円となる。使用期間は、今のところ令和7年7月1日から8月31日までの2か月間を予定している。令和7年4月1日現在の住民基本台帳に登録されている市民の方を対象としている。この商品券事業も第6弾となる。昨年に続き、こういった交付金がいただけるので、まだまだ物価高騰が続くなか、各世帯に対し、少しでも家計支援になればと考えている。
記 者:任期最終年度となるが、改めて抱負を。
市 長:任期の4年目、最後の年とういうことで1期目の総仕上げとして、これまで3年間取り組んできた事業、掲げた政策を検証し、取り残した部分、やり残した部分にしっかり対応していくということで、今回予算措置している。
記 者:田富北体育館を田富小学校も利用するので、利用状況が混雑すると思われるが、市民体育館の現在の進捗状況と、新年度予算に関連する予算は計上されているか、伺いたい。
市 長:関連する予算は計上されていない。市民体育館の進捗については、まだ、いつ建設するという時期は定まっていない。足踏み状態となっている。現状、大型事業が続いており、この状況で市民体育館を建設すれば、大きな財政負担となる。財政の平準化も考慮するなかで建設については進めていきたい。とは言え、それ程先延ばしもできないので、タイミングを計りながら、方向性を示していく。
記 者:国体を控え、設計の見直しという話もあったが、それをじっくり進めて、令和8年度以降に予算化か。
市 長:中央市としては、国体の競技会場にエントリーしていない。ただ、サッカー協会から既存施設のYSKe-comシルクパークのサッカー場を競技会場として使用したいという話は伺っている。韮崎市、昭和町も競技会場となるなか、中央市もというかたちで。
記 者:空き家対策事業があるが、中央市の空き家の状況はどうか。
市 長:詳細な数字は持ち合わせていないため、建設課での確認をお願いしたい。
未来戦略部長:建設課で最新のものではないが、空家等対策計画策定時の状況を把握している。
記 者:今回計上している1,550万円は、再調査を行うということか。
市 長:現在、把握している空き家の数字は数年前のものになる。また、特定空家の数字は別であり、前回調査を行ったのか、また、今回そこまで調査を行うかなどの詳細は建設課で確認をお願いしたい。
未来戦略部長:他に質問がなければ、以上で定例記者会見を終了する。
※言葉遣いや明らかな言い間違いがあったものなどを整理したうえで掲載しています。
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未来戦略部 政策秘書課 秘書・広聴広報担当
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