令和7年8月27日の市長定例記者会見要旨をお知らせします

令和7年第3回定例議会記者会見

日時

令和7年8月27日(水曜日) 午後2時00分~2時30分

会場

中央市役所本館 2階 防災対策室

出席者

報道機関 NHK、山梨日日新聞社、山梨建設新聞社、読売新聞社

出 席 者   市長、未来戦略部長、総務部長、政策秘書課長、財政課長

配付資料 令和7年第3回中央市議会定例会議案 [報道用資料]

 

未来戦略部長: 令和7年第3回定例議会に向けての定例記者会見を始める。

時間は概ね30分とする。概要を市長から説明し、その後質疑応答とする。

 

市 長 :本日の議会運営委員会で、会期日程は9月3日から9月25日までの23日間とすることで申し合わせを行った。

今議会に市から提出する案件については、

・条例関係 3件(改正3件)

・予算関係 7件(令和7年度補正予算7件)

・決算関係 10件(令和5年度決算認定の件 10件)

・その他関係 4件(契約締結の件 1件、変更契約締結の件 1件、中央市道路線認定の件 1件、動産取得の件 1件)

・報告関係 5件(令和6年度一般会計予算継続費の精算、令和6年度健全化判断比率の報告、令和6年度資金不足比率の報告、和解及び損害賠償額の決定、債権放棄の報告)

 

資料に沿って、条例関係、予算関係等の概要を説明する。

20250827記者会見全体
20250827記者会見市長

(主な質疑応答)

記 者:児童館施設整備事業に計上された、田富中央児童館の整備事業の内容、今後のスケジュール感は。

市 長:田富総合会館の廃止に伴い、田富中央児童館の改築の必要があり、今後どういった形で進めるか検討が必要。整備に向けての具体的なスケジュールは未定。

記 者:廃止はいつ頃か。

市 長:田富中央児童館は、学童保育を田富総合会館内と一部プレハブで実施しているが、今後、田富総合会館の解体に伴い、総合会館内で行っている学童保育の行き先の検討が必要となる。周辺を一体的に利用するゾーニングを検討しているので、今回は、その調査業務となる。

記 者:新たに児童館を建て替えるとすれば、田富総合会館の跡地か。

市 長:田富小学校整備事業との兼ね合いもあり、小学校の給食室跡地、体育館、プールに田富総合会館の跡地を含めたゾーニングを検討していきたい。

記 者:周辺をどの様にゾーニングするかは検討中ということだが、児童館の建設も合わせて考えていくということか。

市 長:そのとおり。田富総合会館に入っていた田富中央児童館の居場所が無くなるということで、その場所を確保していく。新たに建てるのか、どういう形にするかこれから検討していく。

記 者:地域の方が利用されるということで、今ある場所から遠く離れた場所に設置するようなことはないか。

市 長:現在の田富中央児童館は田富小学校に隣接していることもあり、非常に学童保育の利用者が多い。田富小学校の敷地内に設置できれば良いが、なかなかむずかしい。遠く離れることは無いが、今後検討する。

記 者:土木費で「やまなしKAITEKI住宅普及促進事業」という予算を組んでいるが、この内容は。

市 長:山梨県の住宅政策として示された事業となる。今年度、山梨県が打ち出した事業であり、そこに各市町村が連携する形となる。

記 者:中央市内に住宅を建設するということか。

市 長:そういうことになる。例えばの話だが、新築で高断熱、高気密の住宅にした場合は20万円の加算、年間エネルギーの消費量収支が0になる住宅についても20万円の加算、県産材を使用した場合には、20万円から40万円の加算であるとか、そういった基準によって、補助していく形となる。

記 者:予算外の話となるが、玉穂南小学校と三村小学校の統合についての進捗は。

市 長:教育長を中心に議論を行っている。各学校運営協議会等の代表者によって、協議を進めているが、まだ具体的に2校を統合して新たな校舎を建てるのか、現状維持で長寿命化を行うのか結論に至っていない。

記 者:仮に新校舎という話となれば、多額の事業費が掛かると思うが、他の大型事業があるなかで、教育現場ということで優先されてくるのか。

市 長:子ども達に学びの場を用意することは、我々大人の仕事となる。少しでもいい環境の中で勉強をしてもらいたいという気持ちは強く持っている。ただ、長寿命化を行った場合の事業費と統合して新たな校舎を建設した場合の事業費の比較が必要となる。さらに、今後の児童数の推移も考慮する必要がある。一部報道にもあるが、山梨県の人口ビジョン改定案の素案によると、2100年には山梨県の人口は、社人研(国立社会保障・人口問題研究所)の推計に準拠すると30万人になるという。こういった数字が出るなかで、子どもの数も年々減少しているのも確か。これらを踏まえ総合的な判断をするなかで、長寿命化を実施するのか、新校舎を建てるのか最終的な結論を出さなければと考えている。先程おっしゃるように、公共事業の中でも優先順位は高く進めていく形となると思う。

記 者:そうすると、市民体育館はもう少し後になりそうか。

市 長:市民体育館の建設については、公設公営なのか、公設民営なのか、民設民営なのか検討の必要がある。事業規模によっては、多額の事業費が必要となることも想定される。イニシャルコストだけではなく、ランニングコストを考えた場合、整備手法について検討が必要となる。

記 者:整備手法として、いわゆるPFIなどの民間活用も選択肢か。

市 長:今後サウンディング調査等をするなかで、方向性を出していきたい。。

未来戦略部長:他に質問がなければ、以上で定例記者会見を終了する。

 

※言葉遣いや明らかな言い間違いがあったものなどを整理したうえで掲載しています。

 

この記事に関するお問い合わせ先

未来戦略部 政策秘書課 秘書・広聴広報担当
〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
電話:055-274-8512
ファックス:055-274-7130

メールでのお問い合わせはこちら