木造薬師如来坐像(歓盛院)[国指定]

歓盛院木造薬師如来坐像

 

木造薬師如来坐像は、歓盛院本堂内の特設保存庫内に収蔵されています。栃材の一木造りの彩色像で、像高84.7センチメートルと巨像ではありませんが、堂々とした姿の立派な坐像です。右手は屈臂(くっぴ)して掌を正面に、左手は膝上に仰掌(ぎょうしょう)して薬壺を乗せ、偏袒右肩(へんたんうけん)に納衣をまとい、左足を前にして結跏趺坐(けっかふざ)しています。

制作の時期は、平安時代前期から後期と考えられ

豊かな優しさ溢れた顔立ちや、堂々とした体軀など、制作の時代的特徴をよく表しています。

歓盛院本堂の写真と、姿を拝めるのは年に一度10月の御開帳のときだけというコメント

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住所 山梨県中央市下三條88

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