上窪遺跡墓跡出土品(中央市)[県指定]

上窪遺跡から出土した下駄などの写真

上窪遺跡の5次調査で発見された平安時代のお墓の中から、当時の埋葬の様子がよくわかる木製品が出土しました。

斎串(いぐし)と呼ばれる儀式で使われる道具、下駄、櫛などが布団のような植物で遺体とともに包まれた状態で地下1.2メートルのお墓の中に入っていました。

平安時代の一般的な人々の埋葬状況がほぼ不明な中、上窪遺跡5次調査の墓跡出土品は、祭祀性が高い埋葬儀礼の存在を具体的に知ることのできる貴重な事例といえます。

下駄のかかとはすり減っていました。

指定文化財に戻るには、下記のリンクをクリックしてください。

住所 山梨県中央市下河東

この記事に関するお問い合わせ先

生涯教育課  

〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
電話:055-274-8522 ファックス:055-274-7132

メールでのお問い合わせはこちら