王塚古墳(大鳥居自治会) [市指定]

大鳥居王塚古墳の写真

王塚古墳は、海抜342メートルの宇山平丘陵の頂点にある前方後円墳です。形式は前方後円墳ですが、特に前方部が短いために帆立貝式古墳とも呼ばれます。時期は約1600年前、古墳時代中期の5世紀後半です。

現状の全長は61.2メートル、後円部径約40メートル、高さ7メートルを測ります。主軸を東西にとり、前方部は西を向いています。造営当初は、墳丘上に円筒埴輪がめぐっていたらしく今でも古墳周辺には埴輪の破片が落ちています。埋葬施設は天井部が柱上の石で屋根のように組まれていたとされ、山梨県で唯一の合掌式石室だったと考えられています。石室内部は赤く塗られていたといい、石室の規模は長さ5.4メートル、幅1.9メートル、推定高1メートル、副葬品は、よろいやかぶと、刀、やじりなどの鉄製品が多数出土しました。

昭和4年には地元のひとによりカブトなどが掘り起こされた。

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住所 中央市大鳥居4256

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