木造普化禅師座像(永源寺) [市指定]

木造普化禅師坐像
普化宗の開祖である普化禅師坐像は、乙黒地区にあった明暗寺の本尊でした。像高43センチメートル、桧材の寄木造り、挿首、玉眼を入れた胡粉地彩色像で、法衣の上に袈裟(けさ)をかけ、左足膝を立てて岩座の上に座っています。右手には五古鈴を掲げ、左手は伏せて、膝頭上に置いています。背筋を伸ばし、全面を凝視する姿、鋭い眼差しは、つり上がった両の眉とともにりりしく見えます。
明暗寺は古くから永源寺と密接な関わりがあり、明暗寺廃絶後、安置されていた同禅師坐像が、永源寺に移され経緯が座面に墨で書かれています。
制作は、江戸時代末期と推定されます。
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