明暗寺尺八二管(個人蔵) [市指定]

明暗寺尺八(2管)の写真

 

尺八は虚無僧の必須アイテムです。吹けなければ虚無僧としての免許状はもちろん、諸国を托鉢することもできませんでした。

この尺八は明暗寺廃絶に際し、長い間寺のためにつくした隣家の田中半左衛門に、明暗寺を兼務していた本山応援の鈴法寺三十三世海我住職から、お礼の品として贈られたものです。

尺八の長さは、一尺八寸(約54.5センチメートル)が基本ですが、この尺八は、二管とも長さ58センチメートルとなっています。 指孔は表に4孔、背に1孔の5孔で、根から遠い方に歌口があります。

尺八の歌口にはクジラのひげが使われている

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住所 山梨県中央市乙黒

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