有泉家の算木(個人) [市指定]

算木

有泉家の算木は、江戸時代末期頃の制作と考えられ、県内に現存する算木4例(韮崎市民俗資料館、甲斐市双葉歴史民俗資料館、尾県郷土資料館、個人)と同時期のものと思われます。

算木は、江戸時代にソロバンとならんで使われた計算道具です。黒算木140本、赤算木363本の計503本現存し、算木箱の一部が欠損してはいますが、算木の数は県内最多です。算木箱の

大きさから推察すると失われた算木も存在するはずですが、総数500本以上の算木と算木箱は、制作当初の様子をよく保存しています。

県内でも数少ない資料であり、市内の和算の歴史や寺子屋教育について知る上で欠かせない事例であることから、市文化財に指定されました。

1本の大きさは正四角柱で積み木のようです。

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住所 山梨県中央市大鳥居

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