三井家文書(個人) [市指定]

三井家文書は、武田晴信が甲斐国を統一し、続いて信濃国へ領地を拡大させる中の軍事組織の一端とその活動の姿、信玄堤を構築したことにより、釜無川が南流を始めたこと、そのため山之神郷が水損を頻繁に受けるようになり、川除け工事を行う代わりに諸役が免除されたことが分かる、中央市のみならず県下の水害史を記録する上でも貴重な資料です。

また、天正一〇年の武田滅亡後に、侵攻してきた織田家による甲斐国各地の支配を示す資料や、徳川の時代となっても、武田時代の旧法を引き継いで領国支配をしていたことを伝える資料も含まれます。

激動する甲斐国の支配体制を知るうえで欠くことのできない貴重な資料として9点が市文化財に指定されました。

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住所 山梨県中央市山之神

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