石造十王像附奪衣婆像・懸依翁像(龍光院) [市指定]
龍光院山門を入ると右手に他の石造物とともに、いずれも石造の丸彫りで、10躯そろって並んでいます。中心の背の高い像が閻魔様で像の高さは74センチメートル、その左側に5体、右側に4体の高さ53~60センチメートルの王像が並んでいます。いずれも座像で、外見は道服と呼ばれる衣服や冠の着用など中国風です。
十王像の左側には奪衣婆像と懸衣翁像が位置しています。奪衣婆像は高さ44センチメートルで、懸衣翁像は頭部の代わりに五輪塔空風輪が付けられ、高さは58センチメートル程です。銘を持たないため制作時期は特定できませんが、江戸時代中期から後期にかけてのものと推定されています。石造十王像は数少なく、十王がすべて揃っている点で貴重です。
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