ホタルの住む川を守る

蛍の里づくりの会

ホタル市民課画像

「蛍の里づくりの会」では、平成22年から毎年2、3回、大森川や仲川の測定地点から水を汲み上げ、調査キットを使用して水質を調査しています。 

会員によると「この水域に生息するゲンジボタルは、古来からこの地区に生息している貴重な種。この地区のホタルを守り残していくために、幼虫の餌は投入しますが、ほかの地域からホタルの幼虫を持ってきて入れることはしていません。なぜなら、ただホタルの数を増やすのではなく、この地区のホタルを増やしたいからです。ここのホタルは体が大きく光も大きいから、夏には見事な明かりを灯しますよ。」とのことです。

  これらの河川は、笛吹川を経て富士川水系に流れ込むため、ふるさとを舞うホタルを守るための水質調査は、ホタルに適した水質を見守るだけでなく、そのまま富士川水系下流域や海洋の水質保全の一助になると考えられます。

●仲川・大森川水質検査結果

 

 

●令和3年11月21日 カワニナの放流を行いました

  ホタルが飛び交うよう、願いを込めてホタルの幼虫の餌になるカワニナを川に放流しました。

    ※ホタルが成虫になるまでの間に30匹以上のカワニナを食べるそうです。

 

 

SDGsメモ

6 安全な水とトイレを世界中に

6.3 様々な手段により水質を改善する

6.6 水に関わる生態系を保護・回復する

6.b 水と衛生の管理向上における地域社会の参加を支援・強化する

 

14 海の豊かさを守ろう

14.1 海洋汚染を防止・削減する

14.2 海洋・沿岸の生態系を回復させる

 

15 陸の豊かさも守ろう

15.1 陸域・内陸淡水生態系及びそのサービスの保全・回復・持続可能な利用 を確保する

15.4 生物多様性を含む山地生態系を保全する

15.5 絶滅危惧種の保護と絶滅防止のための対策を講じる

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民環境課 環境担当
〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
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ファックス:055-274-1130

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