家庭でできる運動遊び

お家の中で身体を動かしましょう!!


子どもたちにとって身体を動かすことは、健全な発育発達はもちろん、心と体のバランスを育成するためにとても重要なことです。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い、集団での活動や家族での外出がままならない中、子どもたちが思いっ切り自由に体を動かす機会が減ってきていませんか?

そこで、お家でも簡単にできる運動遊びを3例紹介します。

運動遊びの最大の魅力は、お家にある身近なものを使ったり遊び方の工夫次第で、楽しく遊べることです。

 

幼児期から誰でも簡単に楽しむことができるので、運動習慣が身に付き、ストレスの解消になりもなるので、毎日身体を動かすことが楽しくなるはずです。

お友達同士やご家族でぜひご楽しんでいただき、少しでも子どもの身体を動かす機会を作って心と体の健康増進をしてみてはいかがですか?

期待できる効果

運動遊びは生活習慣や運動習慣が身に付くだけでなく、子どもが成長していく中でさまざまな効果が期待されています。ちょっと身体を動かすために始める方も、さらなる効果まで手に入れることができます。自宅や学校でストレスフルな生活を余儀なくされている子どもたちに、新しい風を取り入れてあげてみてはいかがですか。

1.健康を維持するための生活習慣がつくられる

2.丈夫でバランスの取れた身体になる

3.意欲的な態度や有能感を形成する

4.感情をコントロールし、友達と上手に遊べる子になる

5.脳の発達を支え、想像力豊かになる

からだジャンケン

1.2~3人で向き合いましょう。

友達・ご家族とぶつからないように適度な距離をとりましょう。

 

2.「最初はグー!ジャンケンぽん!」の「ぽん!」の合図で、全身でグー・チョキ・パーのポーズをとりましょう。

「グー」はかがんで体を丸めましょう。

「パー」は全身を大きく広げましょう。

「チョキ」は両手を体の前でクロスさせて突き出しましょう。

 

全身を大きく使うことによって、室内で道具がなくても気軽にできる簡単な運動です。

新聞ジャンケン

1.2人1組になり、それぞれ新聞紙の上に乗りましょう。

友達・ご家族とぶつからないように適度な距離をとりましょう。

 

2.ジャンケンをして、負けた人は新聞紙を半分に折って乗りましょう。

これを繰り返して、新聞紙が小さくなって乗っていられなくなった人が負けです。

バランスを崩して転ばないように気を付けましょう。

 

ジャンケンにバリエーションを加えたりすることによって、新聞紙1枚でさまざまな応用をできる運動です。

ひよこの闘い

1.人数に応じた広さの四角いコートを作りましょう。

2.しゃがんで、右手で右足首を、左手で左足首を持ちましょう。

3.その状態で歩き、肩や背中で相手を倒しましょう。

制限時間まで倒れずに残っていた子が勝ちです。

バランスを崩すと危ないので、安全のために寝室等で布団の上で行うことをオススメします。

 

≪ワンポイントアレンジ≫

1.コートを小さくしてみましょう。

2.倒された子が復活できる場所をつくり、制限時間で倒した人数を競うルールにしてみましょう。

3.身体の使える部分を肩もしくは背中だけにしてみましょう。

 

全身を使って行うため、体幹を鍛えるためにも有効な運動です。

オンラインなら“3密”にならずにできる!!

上記の運動遊びは、兄弟・姉妹、親子、友達が自宅などの限られたスペースでもできる実践例となっております。

今回紹介したジャンケンゲームはパソコンやスマートフォンなどを用いて、離れた友達とオンラインで遊ぶことも考えることができます。

3密を避けるためにお家で友達と遊べる機会が減ってきているかもしれませんが、アレンジ1つで3密を避けつつ楽しく遊ぶことができます。皆さんの中でアレンジできる遊びを見つけ、学校やお家で楽しんでみてくださいね。

 

また、日本スポーツ協会のホームページでは、いろいろな運動遊びを紹介していますので、一度のぞいてみてください。

運動遊び(日本スポーツ協会のページ)

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