ボッチャ
ボッチャとは
ボッチャとは、イタリア語で「ボール」を意味し、重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたヨーロッパ発祥のスポーツで、パラリンピックの正式種目となっています。
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。
ボッチャという競技は、老若男女、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に、そして競い合えるスポーツです。
(「一般社団法人日本ボッチャ協会」参照)
ボッチャの用具

ボッチャボール

パドル(赤ー青指示板)
投球したボールが、ジャックボールから遠いチームが次の投球をします。
審判がその距離を測定後、チームへ投球を促すための指示板です。

キャリパー(コンパス)
両チームの投げたボールボどちらがジャックボールにより近いかを測る道具です。
※距離が遠い場合はメジャー等を使用してください。
ボッチャのプレー人数
ボッチャは男女の区別がなく、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と、3対3のチーム戦)があります。
ゲームの進め方
1.赤チームがジャックボール(目標球)を投げる
赤チームが先行です。
赤チームの左端の人がジャックボールを投げ、ゲームを開始します。
※「ジャックボール無効エリア」で制止させた場合や、コート外へ出た場合は、相手チームへ投球権利が移ります。
2.赤チームがもう1球投げる
赤チームのジャックボールを投げた人が続けて自分のチームボール(赤ボール)を投げます。
※基準となるジャックボールがコートの外へはじき出されてしまった場合、ジャックボールはコートの中心にあるクロスの位置へ戻ります。
3.青チームが1球投げる
赤チームが2球(ジャックボールと赤ボール)を投げ終わったら、青チームがボールを投げます。
4.ジャックボールとの距離を確認
各チーム1個ずつボールを投げた後、ジャックボールとの距離を確認します。
距離が離れている方が投球をします。
※コンパスで計測できないほど距離が離れている場合は、メジャー等を使用してください。
5.距離がジャックボールから遠いチームがボールを投げる
これ以降、距離が遠い方のチームが続けてボールを投げます。相手チームよりジャックボールへ近づけることができれば投球交代です。
一方のボールがなくなった場合、もう一方のチームが残りのボールをすべて投げます。
6.各チームともに6球ずつ投げて1エンドが終了、得点を計算
1エンド終了後、ジャックボールに最も近いボールを投げた側にのみ得点が入ります。
7ジャックボールを投げるチームの交代
ジャックボールを投球するチーム(先行)が青に替わります。
これを4エンド~6エンド行い、合計の勝利数が多いチームが勝ちとなります。


- この記事に関するお問い合わせ先
-
生涯教育課 社会体育担当
〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
電話:055-274-8522 ファックス:055-274-7132
メールでのお問い合わせはこちら