南海トラフ地震臨時情報
南海トラフ地震臨時情報とは
「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁から発表される情報です。情報名の後にキーワードが付記され「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」等の形で情報発表されます。
気象庁において、マグニチュード6.8以上の地震等の異常な現象を観測した後、5~30分後に南海トラフ地震臨時情報(調査中)が発表されます。その後、「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の臨時会合における調査結果を受けて、該当するキーワードを付した臨時情報が発表されます。

(内閣府防災情報のページ https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/rinji/index3.html より引用)
令和6年8月8日に発生した日向灘を震源とする地震にて、令和元年5月の制度創設以来初めて「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。マグニチュード8から9クラスの地震が相対的に発生しやすくなっているとして、1週間程度は大地震への注意と地震への備えを徹底するよう呼びかけられました。
もし南海トラフ地震臨時情報が発表されたら
地震はいつ起こるかわかりません。しかし、緊急地震速報などで地震発生を知っても準備できる時間はほとんどありません。このため、南海トラフ地震臨時情報が発表された場合は市民の皆さまにおかれましては、以下の対応をお願いします。
発表されてから1週間先まで
日頃からの地震への備えの再確認
倒れる可能性がある「家具の固定」、最低3日分、可能であれば1週間分の「食料・日用品の備蓄」、いざというときにすぐ持ち出せるよう「非常持出品」の再確認など、日頃からの地震への備えを今一度確認してください。
揺れを感じたらすぐに避難できる心構え
地震発生直後はその場で可能な限り身の安全を確保する行動を取り、揺れがおさまったら屋外の安全な場所に避難することが原則です。「中央市防災マニュアル」などで地震発生時に取るべき行動や避難場所を確認し、いつでも避難行動ができるような心構えをしてください。
1週間目以降
以前より南海トラフ地震(マグニチュード8〜9クラス)の30年発生確率は70〜80%程度とされており、大規模地震発生の可能性がなくなったわけではありません。地震の発生に注意しながら通常の生活を行ってください。
参考ホームページ(内部リンク)
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