中央市洪水・土砂災害ハザードマップ

中央市洪水・土砂災害ハザードマップは、国及び県の調査結果をもとに、想定される最大規模の降雨による洪水が発生した場合の、浸水の広がる範囲や深さを表した浸水想定区域図と、土砂災害警戒区域の状況などをまとめたものです。

なお、このハザードマップは、対象河川の最大浸水状況を重ね合わせた地図であり、その他の中小河川のはん濫や内水はん濫(雨水が河川に排水できなくなり生じる浸水被害)等を考慮していませんので、この浸水想定区域に指定されていない区域においても浸水が発生する場合がありますので注意してください。

中央市洪水・土砂災害ハザードマップ

浸水継続時間

想定される最大規模の降雨による洪水が発生した場合の、中央市で想定されている深さ0.5m以上の浸水が継続する時間の想定結果を示した図です。72時間以上の浸水継続時間が想定される地域で立ち退き避難を行わなかった場合、その場所での生活が困難になるおそれがあります。

実際の洪水による浸水が常に想定通りになるとは限りませんが、避難の参考にご利用ください。

中央市内に浸水想定区域が指定されている河川(21河川)

釜無川、笛吹川、芦川、荒川、境川、滝戸川、滝沢川、鎌田川、貢川、横川、間門川、関沢川、宮沢川、山王川、四分川、七覚川、舟井川、渋川、常永川、神明川、清水川

各河川別の浸水想定区域図は下記リンクより確認できます。(外部リンク) 

「想定される最大規模の降雨」について

大雨により引き起こされる災害は年々激甚化しています。この状況を受けて、国や県は起こりうる最大の降雨量を河川ごとに設定し、浸水想定区域図を作成しています。浸水想定区域図は、流域(その河川に水が流れ込む領域)のすべての箇所で下表の降雨量があった場合を想定した図となっています。

(中央市防災マニュアルP4より抜粋)

水害が想定される場合の避難行動

洪水や土砂災害は発生してから避難を行うことが非常に難しい災害です。しかし、台風の接近など事前に覚知できる情報をもとに、災害の発生をある程度予想できます。市では関係機関と連携しながら市民の皆さまに早めの避難行動を呼びかけます。

「警戒レベル」について

河川の増水による洪水や、大雨による土砂災害のおそれがあることを、「警戒レベル」の表現で周知しています。災害発生の危険性が高まった場合は、市が避難情報を発令し複数の情報手段を用いて周知します。その際も、「警戒レベル」の語句を用いて情報を提供しています。

必ず「警戒レベル4 避難指示」で対象地域にいる全員が避難を完了してください。

警戒レベル1・警戒レベル2

気象庁が発表する防災気象情報のうち、「早期注意情報」が警戒レベル1に、「大雨注意報・洪水注意報」が警戒レベル2に該当します。現在の気象情報については下記リンクからご確認ください。

警戒レベル3 高齢者等避難

洪水や土砂災害が発生するおそれがあります。対象地域内で、単独での避難が難しい・時間を要する方は避難行動を開始するタイミングです。それ以外の方も、これからの予定を中断して避難の準備をしたり、自主的に避難を開始してください。

警戒レベル4 避難指示

洪水や土砂災害のおそれが非常に高まっています。対象地域内の方は全員が避難行動を開始してください。

警戒レベル5 緊急安全確保

市が災害発生を認知した段階で発令します。すでに災害が発生しており、対象地域では命の危険が迫っています。

 

警戒レベルについては、下記ホームページでも紹介しています。

水害時の避難行動を確認しよう

居室より想定浸水深が高い場合や、家屋倒壊等はん濫想定区域内に自宅がある場合などは、その場所から離れる「立ち退き避難」が必要です。洪水・土砂災害ハザードマップや浸水継続時間を見ながら、自宅などの災害リスクを確認しましょう。

4つの避難行動

水害時の避難については、災害発生前に安全が確保できる場所に一時的に移動し、災害が過ぎ去るまで命を守ることが原則です。「避難」とは「難を避ける」ことです。4つの避難行動として例示しますので、平時からどの避難行動を行うのか考え、いざというときに焦らず行動できるようにしましょう。

非常持ち出し品や食料など、避難する際に持っていく物の準備をすることも重要です。

市が開設する避難所への避難

避難情報の発令と同時に、対象地域の避難所を開設します。洪水や土砂災害が想定される場合の避難所は、想定浸水深より高い階がある施設となります。

安全な親戚・知人宅への避難

洪水や土砂災害の発生の心配がない場所に住んでいる親戚や知人の家を避難先にする方法です。平時から連絡を取り合い、相談しておきましょう。

安全な宿泊施設への避難

災害発生の心配がない安全な宿泊施設に避難する方法です。通常の宿泊と同様に宿泊料が発生します。避難する前に空き状況を確認しましょう。

屋内安全確保(垂直避難)

以下の条件をすべて満たす場合に、今いる家屋に留まることが可能です。

  • 想定される最大浸水深より居室が高い
  • 家屋倒壊等氾濫想定区域に入っていない
  • 浸水により懸念される食料やトイレなどへの備えが十分にある

※土砂災害が想定される場合は、その区域から離れる「立ち退き避難」が原則です。 

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課 
〒409-3892 中央市臼井阿原301番地1
電話:055-274-8519
ファックス:055-274-7130

メールでのお問い合わせはこちら